散歩の途中で ― 2005年06月14日 09時05分32秒
青空と雲を見ながらでもまだ本気ぢやねえなとつぶやいた様な顔をしてるシェパードを連れたおぢさんがハァハァいいながら歩いてゐる女性に気を取られて右足と左足の順番を間違へ怒られてゐる子供の母親の座り込んで丸見えの背中を見つめながらトコトコ歩き続けるアリクイがおいしさうなナタデココとかりんとなら「あそこへ行けばいいじゃない」と教えてくれた彼女の思ひ出の様に蘇つた夕日の記憶を語る高校生が数人公園の入り口で自転車に乗つて通り過ぎた塾帰りの小学生のカバンからはみ出たノートが落ちない様にロープで縛つているのにガタガタ揺れる細長い板を見て嘆いてゐる現場主任を無視して行つてしまつたトラックの後ろで距離をとらうと別れ話をしながら泣いてゐる恋人がこれは何かに似てゐるねと明るい表情で煙草の煙りを吐いたが、あのCMは重層的だが埋め込みでは無いよと熱く語る先輩の笛を合図にポーズをとらされてゐる後輩たちが電車の音に振り返ると動物の毛玉が飛んでるそばを見ない振りしてぼくは言つた。
今読んでゐる本の影響です。
それでは | ||||
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5年前なんだけど、東村山の「北山公園」 なんか強引に作つたと言ふ感じの場所。 左がノーマル。右がピンホールレンズ(ケンコー)なんだけど、ただのピンぼけに見える? | ||||
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長時間露光だから、植物だと風の影響をもろにくらふね。ノスタルジックには見えない? | ||||
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なので、建造物も撮つてみる。 だけど、この辺り、建造物があまりない。 |
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