地球儀から ― 2005年07月09日 11時12分24秒
新しい企画を練るために物入れから地球儀を取り出してみる。 ほこりをかぶつて退色してゐる。これは「ルミナス女学院」の時に買つたのだから、7年前。回想シーンで地球儀をくるくる回すシーンがあつたので、作画するよりいいだろと、購入。DVカメラで撮影して、ポンッと止める手のアニメーションを合成した。 違和感があつた。よく見ると部屋の映り込み(自分も)映り込んでゐるのがわかる。微笑ましいシーンだ(ここに苦笑いの絵文字が入る) でも、当たり前だがきちんと回つてゐる。 KOKUYOの10号、球径26センチだ。もちろん出演料払つてないし、許可も得てない無断使用だ。ブログをやつてゐるといろいろなことを告白してしまう。 ま、そんなことはどうでもよくて、改めて地球儀を見ると、太平洋の広さに驚く。それから、赤く塗つてあるせいかも知れないが、日本が意外と大きいことに気づく。そりやあ、近場で言へば中国ロシアより遥かに小さい。また、インドが思つたほど大きくないと思ふ。それほど、日本は思ひのほかボテッとしてゐる。島と言へばボルネオ島やニューギニアがでかい。ニューギニアを傾けると日本に似てる。でも、ニューギニアの削り具合もそれなりだが、日本の削り具合はやはり独特だと思ふ。アジア大陸の端のたんこぶをガリガリガリと削りだしてしまつた感がある。くどいやうだが、赤く塗つてあるので、独立して見えてしまうが、大昔はつながつてゐたと言はれれば納得できる。 同姓の偉人、網野善彦氏は日本地図を逆さまに見ると、日本が島国だとは思ひ込だよね〜とわかると説く。(これは同姓の凡人の解釈なんで、くれぐれも、その、ね‥‥‥)なるほどね〜。と思ふ。 国の大きさの印象は、すべてぼくの感想だから、人によつて違ふとは思ふ。もつと、デジタルに面積がすぐ浮かぶ人もゐるかも知れない。ただ、いろいろな地図があるが、世界を眺めるには地球儀に限る。 さらに網野善彦氏の教へに従ひ、地球儀を逆さまにして見る。 海が広い!広〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い。『上』から『下』へじょ〜〜と水が広がつてる。南米の孤立感がひとしお。陸地は『下』へとどんどん追ひやられ、消える。 水没と言ふと『下』から水かさが増してくると感じるが、『上』から流れ込んでくるんだから仕方がない。 失礼、ごめん。仕方ないはないか‥‥‥。 2ヶ月ほど前か?テレビでツバルの映像をやつてゐた。大変だ‥‥‥。 |
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タイトルを強引に切り貼つてる。空白には新聞の評が、貼つてあつた。 ぼくはテレビ版の日本沈没に研究員のエキストラで出てます。(自慢) |
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