末広がり? ― 2005年07月18日 10時47分59秒
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海の写真なんだけど、これは以前自慢したワイドラックスの失敗例! 失敗はともかく、パーフォレーション(穴ね)と、画像のバランスを見ていただくと、普通の35ミリカメラとの差がわかると思ひます。 でも、なんか変ですね〜。 |
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反転すると(ポジ)にすると、パーフォレーションがわかりにくくなりますが、ぐにゅぉ〜んと画像がはみ出してゐます。 隣のコマと重なつてゐるし。 これ、昔の(今もあるか?)シネラマの映画館などの湾曲スクリーンを思ひ出させますが、片側だけだし、ワイドカメラの特性ではありませぬ。湾曲部のピント、ぼけぼけだし。 |
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特性ではないと断言すると、やや違ひますかね。 ワイドカメラならではの失敗だと思ふので。 |
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これ、以前紹介した奴のやや別アングル。 想像ですが、この真ん中のドラム部分にフイルムが、ぴったりフィットしてゐなかつたのが原因ではないかと思はれます。 ちなみに、ドラムにあるスリットがレンズの回転と連動してて光を通すのね。とても判りやすい構造。 おそらく片側がぐにゅぉ〜んとはみ出して(蓋があるので全体が浮くことはない)装填されてゐたのでせう。 でも、失敗と言ひましたが、こんな写真が撮れるところが、このカメラの楽しさでもあります。パーフォレーション部まで無駄無くフイルムを使へる‥‥‥、使ふことも可能な優れモノであります。 |
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