緊急報告 ― 2005年09月22日 10時34分52秒
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絶対に面白くない。面白い訳がない。あり得ない。日本の政党が自民党一党だけになつたとしても、それはあり得ない。でも、山田風太郎が原作と知つて気なつて気になつて仕方がない。これは、見届けなければならない!と、思ひ「SINIBI 忍」を見に行つた。
そうしたら、存外面白かつた‥‥‥。
といふか、冒頭からしばらくは、やはりな‥‥‥とネガティブな気持ちになつた。忍者がぶんっぶんって凄い音たてて飛ぶなよ〜と悲しくなつた。「キラーエリート」のラストシーンを笑へないぞとか思つたりもした。
勘違ひするかもしれないのであらかじめお断りしておくと、以下の文章も褒め言葉です。
ちなみに「くの一忍法 観音開き」は山田風太郎の原作ではない。と、思ふ。が、数ある本家の映画化作品群よりも、山田風太郎を感じる作品です。 |
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ぼくが知る限り「世界一惜しい映画」 クライマックス直前まで緊張感、重厚感抜群。素晴らしい作品なんだが、こともあらうに山場ですべて帳消しになつてしまうと言ふ逸品。 |
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