ジェミニ2005年09月26日 11時35分47秒

 昔、ジェミニと言ふ車があつたな。名前はGMと共同開発だつたので、双子座にしたのね。小型乗用車でディーゼルを出したりして面白い車だつたね。でも、気が付いたら「いすゞ」はもう乗用車をやめてしまつたのね。古い話で恐縮。
 なので、公開翌日ぐらいだつたか、双子のタッチを見ました。ところで「三茶スパイバウンド」は見そこなつてしまつた。タッチは、大泉で珍しく(失礼)超大混雑!一番前の席で見ました。昔は一番前で映画を見るのが好きだつたんだけど、つらいので、やめました。やめてから仕方なく一番前で見たのは「π」もう何年前だらう。シネマライズでレイトショーだつたので、次のチャンスを待てなかつたのだ。あの映画館の一番前は拷問です。スクリーンが高すぎる。後ろからでも良く見えるやうにとの判断だと思ふが、あの高さでは最前列の位置はもつと下げないと死にます。しかも、見た人にはわかると思ひますが「π」の映像は刺さります。さながら「時計仕掛けのオレンジ」で、主人公が椅子に固定され、目を開いた状態で固定され無理矢理映画を見せられた拷問状態と同じになります。(まあ観客なので、目の開け閉めは許されてますが)「π」の主人公は究極の数学を求めて頭痛に悩まされますが、最後に開放されます。代はりに一番前で見たぼくが頭痛に悩まされることになりました。
 そんなわけで一番前で映画を見ることは試練なのですが、そこは老練!?日本語の映画なので、字幕を見る必要もなく、神経の使ひ方も慣れたもんです。難点はスタイリッシュであらう役者達がみな上下に圧縮されてお太りになつてしまつたことですかな。南ちゃんたくまし〜。
 そんな状況でしたが、面白かつたです。好感度高い。
 でも、いまさらですが、双子の一人が死んぢやうなんて反則だよな〜。うちの娘は、南ちゃんがタッちゃんを好きな時点で、カッちゃんに感情移入してしまつたらしく、可哀想で仕方がなかつたやうです。
 タッチは双子の男の子と一人の女の子ですが、昔「ザピーナツ」と言ふ双子デュエットがございまして「ザッピーナツ」とか「ザッピーナッツ」って感じのイントネーションが耳に馴染みますが、初代インファント島(だつたよな?モスラのふるさとです)の妖精です。
 今は違ひますが、一人が沢田研二の嫁さんだつたことがあります。どんな状況だつたんですかね〜?逆タッチだつたんですかね〜?何故突然ピーナツの話が出てくるかと言ふと、もちろんタッチからの連想もありますが、ごく最近、見たんですな。BSで。
 例によつて、テレビのチャンネルを変へたら歌つてました。懐かしいな〜。でも、これ、映像の感じがあきらかに最近のビデオだよなぁ?いつ頃なんだろ?BSでは懐かしい歌手たちの番組もありますから、珍しくはないのですが、それにしてもなんか変だぞ?しかし、この二人似てるな〜。でも、どつちかが沢田研二と結婚したんだよな〜。どんなだつたんだらうな〜。反則だな〜。といろいろな事を思ひつつ、でも、なんかやつぱり変だぞ。なんつ〜か、今だとするといくらなんでも若すぎない?
 と、不思議な感じで見続けてゐたら、すつかり騙されました。と言ふか途中から見たからいけないのだけど、これは二人とも高橋真梨子でした!(合成ですな。トホホ、ぼくは一応映像関係の仕事)そりゃあ双子とは言へ同じ顔だつたんぢゃん!つ〜か、よかつたな〜。さすが高橋真梨子!っていまさら言ふか‥‥‥‥。
 ペドロ&カプリシャスの頃から好きな歌手です。
 いい声だな〜って、ピーナツと思つてたんぢゃん!
 でも、よかつたな〜‥‥‥‥。

 で、話を戻すと(どこへ?)タッチ関係で感じたことは野球少年が来てゐたことかな。まだまだゐるぢゃん野球少年。小中学生たむろして来てましたな。試合シーンの展開に喜んでました。原作タッチだと、その辺はどうなんだろと思ふ部分もありますが、勝敗が決まつたところで喜んでゐる様子が感じられました。男の子も女の子も喜んで帰つてゆくなか、一人の女の子の言葉を書きます。「面白かったね!でもちょっと長くない」