これはなに?2006年05月07日 21時56分25秒

 なんだかすつかり風邪をいただいてしまつた。基本的に流行りものは好かんのだけど、何故か感冒はもらつてしまうのだ。病は気からといふが、好かんものでもいただくといふことはこの言ひ伝へ(?)に偽りありではないか。
 と、抗議をしても始まらない。

 突然だが、気になる石碑を紹介。
 西武池袋線保谷駅とひばりが丘駅の間(保谷寄り)の踏切の北側にある『二十三夜』の碑。
 昭和八年七月吉日建立とあるから72年前に作られたものだ。
 あれ?
 いま名前を見るために写真を拡大して見たら『建立』ではなくて『建之』ぢやん。確かに建立は寺院などを建てるときに使ふので、石碑では使はないのか?
 ふ〜ん。
 とか思ひつつ、立てた人は蓮見(くさかんむりは間の離れた奴)半曹とあります。「はんぞう」さんと読むのですかね?
 これは何なんですかね?
 二十三夜といふのは半月、下弦の月ですね。
 どんな意味があるのでせう。車で踏切待ちになると必ず目に入る石碑なので気になります。(気になる割りには追求してませんが)地元の歴史に関はるものだと面白いですな。月見は満月ですが、半月見といふのもあつたのですかね。7月吉日には意味がありますかね。七夕とは違ふでせうがね。
 興味のある方は調べてみて下さい。(と人様を頼る)
 で、もうひとつ気になるもの、いや気になつてゐたものがすぐ近くにあつたんです。この踏切を渡つて南側、二十三夜石碑の丁度対角線側に、古墳のやうにもつこりと盛り上がつた土饅頭があり、竹やら雑草やらが生い茂りその天辺に墓石のやうな石碑がたつてゐたんです。立つてゐたといふか鎮座ましましてゐた。直径6〜7メートルの土饅頭ですから、古墳としてはあまりにもパーソナル感があふれてゐましたけど、2年前ぐらいかな?竹、雑草、ゴミなど、きれいに取り払はれて、ついでに(?)頂上の墓石もなくなつてゐました。写真を撮つてをけばよかつたと少々残念でしたが、あれは、墓石ぢやなかつたのかな?こんなことして大丈夫なんだらうか?と驚きました。いまだに小高い土盛りは健在です。