夢を見た。 ― 2006年06月23日 23時09分51秒
久々に夢の話。
よく見るといふほどではないのだが、そこそこな回数になる夢に、謎の飛行物体が攻めてくるといふのがある。これは何かにおびえて生きてゐるといふことなのだらうか?
それらは結構SF的な飛行物体であるが、夢の事だからして理屈は無いが、襲ひ来るものなのである。(特に攻撃を受けた事はないが‥‥‥)
どこへ行く目的があるのか判らないが、静かなたたずまいの古い町並みなどを歩いてゐて、やがてひらけた場所に出ると、低い振動音とともに空に巨大な宇宙戦艦(!?)が、編隊を組んで下降してくるのだ。なんだかマニアックな夢でもあるが、美しくもあり、同時に腹の底に来る恐怖感があつて夢とわかつてゐても、逃げねば!と思はずにゐられない。
と、ここまでが前置き。
つい数日前、この類いではあるが、少し趣向の違ふ夢を見た。
まあ、何年かに一度の海外(北京)へ行つたからだらう。
ぼくは中国から帰つて来たところだつた。
しかし、帰つて来たばかり(日本へ降り立つた直後)なのだが、練馬区大泉にゐた。しかも、実際の景色とは全然違ふ大泉だ。広い空き地と低木林が続いてゐて、その間ぐらいのところから、空の異変を見た。夜空にきのこ雲が上がつたのだ。きのこ雲と言つても、いはゆるマッシュルーム型ではなくて『舞茸』のやうに広がつてゐたが、意味としては間違ひなく『きのこ雲』すなわち爆撃によるものだつた。原水爆によるものではないと認識してゐると同時に、とにかく夢とは便利(?)なもので、事態を一気に理解してゐる。
この大事件の真相はこうだ!
なんとアメリカが中国と日本を同時攻撃したといふことだ。
日本と中国の中を悪くさせて戦争に持ち込まうと画策を練り続けたアメリカだが、なかなか両国とも火の手をあげやうとしないので、ついに面倒くさくなつて!?強硬手段に出たのだ。
と、夢の中ではこんな理解だが、これはつまりまさに真相であつて、本当は、アメリカの策略で、中国には日本が攻撃したやうに、日本には中国が攻撃してきたやうに見せてゐるだけかも知れない。しつこいやうだが夢なので、いきなり陰謀を暴いてしまつただけなのかも知れない。
とまあ、考察しても結論は出ないので、話を先へ進める。
その二つのきのこ雲を見た以外に、攻撃の模様はなかつた(中国本土の状態も一切不明だ)が、日本は完全に機能を停止してゐる様子で、ぼくは南へと向かつてゐた。家族の元へ向かつてゐたのだと思ふが、大泉から家へは南といふより西だ。でも、ぼくは南へ向かい、とある家屋にゐる。何故かここにぼくの荷物が置いてあり、選別をしてゐた。この先も南へ向かうらしく、あまり大荷物を持つて行動したくなかつたやうだ。食べ物も、全部は持たずに、この家屋に置いてゆくつもりだつたやうだ。この家屋には他にも知り合ひらしき人々が、大勢ゐたやうだが、ぼくの荷物をここに置く事は、ごくごく普通のことらしいのだ。
しかし、その人々のうち一人が、南へ向かうつもりのぼくに「移動中に食べ物を手に入れるのはかなりむづかしい。もちろんお金は使へない。なんでもいいから交換出来るものを持つて行つた方がいい」と言ふ。
そして、何故か交換の例としてあげたのは『塩』だつた。塩と食べ物が交換出来るらしい。『塩』がお金の代はりになるのか?
ぼくはトイレに行つて考える。荷物が増えるのは大変だが、そんな状態では目的地へ着くのも大変だ。(具体的な目的地はわからない)やはりここに置いてある荷物は全部持つてゆかうと決めて、再び、自分の荷物の置いてあるところへ戻つた。
するとぼくの荷物は無くなつてゐた。
誰かが盗んだのである。何故かカメラのボディだけが残つてゐた。カメラのボディは食べ物との交換にむかないのか?いづれにしろ、この家屋にたむろしてゐる人々の誰かが盗んだのだ。先ほど、日本の状況を教えてくれた人ですらその可能性はある。でも、ぼくは、気にせず(!?)ずつと背負つてゐたリュックひとつで出かけた。
そして、地名は全く判らないが、山あいの道や、焼け跡や、埠頭など脈絡無く移動し(行く先不明のバスにも乗つた)とある坂の段差にある家にゐた。
そこには中国人が数名たむろしてゐて、交換するものがチョコレートしかない(何故チョコレートを突然持つてゐるのかは不明)ぼくに、ただで食事を出してくれた。まだ南へ行くなら大変だから、いつぱい食べてゆつくり休んで出かけるといい。チョコレートは必要だからくれなくていい。自分たちは食べ物は確保してゐるから大丈夫だとめちゃくちゃ好意的で親切だつた。
(ちなみに先ほどの家屋にゐた人々はすべて日本人といふことになつてゐた)
南のどこに向かつてゐたのか、目的はなんなのか、夢の中でも何度も考えた(考えた自分は夢を見てゐる自分なのか?)だけど、判らぬまま目が覚めた。
よく見るといふほどではないのだが、そこそこな回数になる夢に、謎の飛行物体が攻めてくるといふのがある。これは何かにおびえて生きてゐるといふことなのだらうか?
それらは結構SF的な飛行物体であるが、夢の事だからして理屈は無いが、襲ひ来るものなのである。(特に攻撃を受けた事はないが‥‥‥)
どこへ行く目的があるのか判らないが、静かなたたずまいの古い町並みなどを歩いてゐて、やがてひらけた場所に出ると、低い振動音とともに空に巨大な宇宙戦艦(!?)が、編隊を組んで下降してくるのだ。なんだかマニアックな夢でもあるが、美しくもあり、同時に腹の底に来る恐怖感があつて夢とわかつてゐても、逃げねば!と思はずにゐられない。
と、ここまでが前置き。
つい数日前、この類いではあるが、少し趣向の違ふ夢を見た。
まあ、何年かに一度の海外(北京)へ行つたからだらう。
ぼくは中国から帰つて来たところだつた。
しかし、帰つて来たばかり(日本へ降り立つた直後)なのだが、練馬区大泉にゐた。しかも、実際の景色とは全然違ふ大泉だ。広い空き地と低木林が続いてゐて、その間ぐらいのところから、空の異変を見た。夜空にきのこ雲が上がつたのだ。きのこ雲と言つても、いはゆるマッシュルーム型ではなくて『舞茸』のやうに広がつてゐたが、意味としては間違ひなく『きのこ雲』すなわち爆撃によるものだつた。原水爆によるものではないと認識してゐると同時に、とにかく夢とは便利(?)なもので、事態を一気に理解してゐる。
この大事件の真相はこうだ!
なんとアメリカが中国と日本を同時攻撃したといふことだ。
日本と中国の中を悪くさせて戦争に持ち込まうと画策を練り続けたアメリカだが、なかなか両国とも火の手をあげやうとしないので、ついに面倒くさくなつて!?強硬手段に出たのだ。
と、夢の中ではこんな理解だが、これはつまりまさに真相であつて、本当は、アメリカの策略で、中国には日本が攻撃したやうに、日本には中国が攻撃してきたやうに見せてゐるだけかも知れない。しつこいやうだが夢なので、いきなり陰謀を暴いてしまつただけなのかも知れない。
とまあ、考察しても結論は出ないので、話を先へ進める。
その二つのきのこ雲を見た以外に、攻撃の模様はなかつた(中国本土の状態も一切不明だ)が、日本は完全に機能を停止してゐる様子で、ぼくは南へと向かつてゐた。家族の元へ向かつてゐたのだと思ふが、大泉から家へは南といふより西だ。でも、ぼくは南へ向かい、とある家屋にゐる。何故かここにぼくの荷物が置いてあり、選別をしてゐた。この先も南へ向かうらしく、あまり大荷物を持つて行動したくなかつたやうだ。食べ物も、全部は持たずに、この家屋に置いてゆくつもりだつたやうだ。この家屋には他にも知り合ひらしき人々が、大勢ゐたやうだが、ぼくの荷物をここに置く事は、ごくごく普通のことらしいのだ。
しかし、その人々のうち一人が、南へ向かうつもりのぼくに「移動中に食べ物を手に入れるのはかなりむづかしい。もちろんお金は使へない。なんでもいいから交換出来るものを持つて行つた方がいい」と言ふ。
そして、何故か交換の例としてあげたのは『塩』だつた。塩と食べ物が交換出来るらしい。『塩』がお金の代はりになるのか?
ぼくはトイレに行つて考える。荷物が増えるのは大変だが、そんな状態では目的地へ着くのも大変だ。(具体的な目的地はわからない)やはりここに置いてある荷物は全部持つてゆかうと決めて、再び、自分の荷物の置いてあるところへ戻つた。
するとぼくの荷物は無くなつてゐた。
誰かが盗んだのである。何故かカメラのボディだけが残つてゐた。カメラのボディは食べ物との交換にむかないのか?いづれにしろ、この家屋にたむろしてゐる人々の誰かが盗んだのだ。先ほど、日本の状況を教えてくれた人ですらその可能性はある。でも、ぼくは、気にせず(!?)ずつと背負つてゐたリュックひとつで出かけた。
そして、地名は全く判らないが、山あいの道や、焼け跡や、埠頭など脈絡無く移動し(行く先不明のバスにも乗つた)とある坂の段差にある家にゐた。
そこには中国人が数名たむろしてゐて、交換するものがチョコレートしかない(何故チョコレートを突然持つてゐるのかは不明)ぼくに、ただで食事を出してくれた。まだ南へ行くなら大変だから、いつぱい食べてゆつくり休んで出かけるといい。チョコレートは必要だからくれなくていい。自分たちは食べ物は確保してゐるから大丈夫だとめちゃくちゃ好意的で親切だつた。
(ちなみに先ほどの家屋にゐた人々はすべて日本人といふことになつてゐた)
南のどこに向かつてゐたのか、目的はなんなのか、夢の中でも何度も考えた(考えた自分は夢を見てゐる自分なのか?)だけど、判らぬまま目が覚めた。
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