まだ第一応接室 ― 2006年10月05日 22時33分44秒
「旧朝香宮邸」その3です。
見取り図は昨日(10月4日)を見て下さい。玄関および、6(第一応接室)であります。


見取り図は昨日(10月4日)を見て下さい。玄関および、6(第一応接室)であります。

1(玄関)側から写したものです。昨日も書きましたが、待合室といつた風情です。ローカル駅にこんな個室待合所があつて白い帽子をかぶつたお嬢様が座つている姿が望ましい光景です。
下の左上は玄関前です。入ると左手が第一応接室です。
下の右の縦長写真にはドアが2枚映つてゐます。花に隠れて見えにくい方が、5(大客室次室)への扉、もう一枚が、7(小客室)への扉です。
撮影者はコンタックスです。
愛用カメラの中では最古参です。皮が汗で剥がれかかつております。荒波を乗り越えてきた逸品です。にも関はらず、感度1600を使つてゐる割りに写真ぶれてます。シャッターを押したのはぼくです。1/30ぐらいのシャッタースピードで撮つたと思ふんですが、少々情けなくあります。
それにくらべてレンズシャッターが軽いせいでせうか、感度800を使つてゐた「珠江」の方がぶれてなかつたりしました。
でも「珠江」の場合、シャッターとフイルム巻き取りが、連動してませんから思はぬ写真が撮れます。

花で見えにくい扉側(昨日のものと同じ)から撮つたものです。
7(小客室)のヒーターカバー?がダブって映つております。
かういふ思はぬ写真、好きなんであります。
つづくであります。
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