2006最後の一葉2006年12月31日 18時27分26秒

 ま、こんなです。なんでせう。
 まだスタジオでお仕事してゐる人がをるので、リテーク作業用に先ほど、送りました。
 物語の核心部分なので、全体は見せられないのだ。はは。
 しかし、ものを伝へるのはむづかしいね。ますます思ふけふこのごろ。

 と、まあ、仕事も納めて、後は、カウントダウンを待ちませう。
 この後何か連絡来ても、間に合はないでせう。

 別に、年越しすれども何がかはる訳でもございませぬが、ゆく年には感謝をして来る年は気分よく迎へたいものです。
 でも、何故かな〜。年末もぎりぎりになつて居心地の悪い事が起きましたね。
 といふか、行はれましたね。アクシデントならいいといふ訳ではありませんが。
 ぼくはフセインの支持者でもないし、もちろんファンでもありません。
 喜ぶ側にゐるわけでも、悲しむ側にゐるわけでもない。
 しかし、2003年以来の出来事の結末のひとつがこれだと思ふと、凄く居心地が悪い。圧政者に対する血なまぐさい事件は、良い悪いではなく「人間」を感じるのですが、今回は薄ら寒い印象がある。
 もの作つてるのにボキャブラリーがない。いささか情けないが、この気持ちを表現する言葉が見つからない。
 特に憂鬱な気分になつたわけではない。単純に嫌悪感を感じたのとも違ふ。
 しいて言へば違和感(便利な言葉)かな。
 国際問題なんてスケールが大きくてよくわからないけど、意思伝達は大変な作業だよ。リテークひとつ説明するのにえらく大変なのに、異国間同士で何をどう理解して、結論を出したんだらう?
 きつと誰かが強くさう願つて、判断に苦しんでゐる人たちを置いてけぼりにしたんだらうな。間違ひなく言へることは、国際問題だけど、結論を出したのは世界の意思ではないよね。