三鷹北口の2007年07月02日 22時18分01秒

ドトールコーヒーは夜9時までです。

 いや、本当に知らなかつたの。

 どういふことかといふとね。
 バス待ちで、コーヒー飲みながら書き物せやうと思つて、入りました。地下は禁煙で、居心地もよし。
 それなりに作業に熱中して、時計は丁度9時。
 バスは26分だから、うまく行けば作業終はるか知らんらんらんらん。
 と、いい気になつて、さらに10分ぐらいたつた?
 周りには若い女性一人&若い男性二人。ま、つまり、計五人ほどまだゐました。
 そこへ若い店員さん降りて来て「9時閉店なんですけど」と言ひました。
 わつと、びつくり。
 思はず「あ、すいません」と言つてそそくさと帰り支度。
 他にゐた若い男女計三人も帰つたんだけど、終始無言。
 声を発したのはぼくだけ。
 パソコン広げてたのもぼくだけなんで、一番遅く店を出たのもぼくなんだけど、気になつたのは『無言』さ。
「は〜い」とか、なんかないのだらうか?
 これが当たり前の世の中なのか……。
 類推するに、意外と答えは簡単かも知れないのだが、自分以外に客も居るわけだから、なんか言はれたら帰らうと最初から決めていた。
 9時閉店なことは判つてゐるから、店員に帰れと言はれるまでゐればいいぢやん。いつものことよ。
 てな感じ。
 でもさ。
 なんか言はれたら、答へやうよ。
「はぁ?」「ほえ」「へらへら」でもいいからさ……。
 いや、よくないか……、ケンカうつてるみたい?
 とまあ、なんかさびしい。

 と、思つてゐたら帰りのバス。
 ぼくは不届きにも優先席に座つたのさ。(空いてたの、横向き座りがいいときもあるから)
 それが気に入らなかつた訳では全然なく(確信あり)若い好青年が、降り際にぼくの膝小僧に鞄をガシとぶつけたのさ(故意ではなく=確信あり)、そんなに痛かつた訳ではないけど、かなりガシだつたのさ。
 でも、何も言はずに降りました。
 ぼくも何も言はなかつたけど……。

 別にそれで人生変はると思はないけど、世界が変はると思はないけど……。

ちなみに写真は三鷹ではありません。