手動ドア2008年04月01日 22時54分18秒

 ならばその写真を撮るべきなのだが、うつかり撮り忘れた。
 これは五日市線のとある駅ホームの裏側の線路。使用してゐるやうには見えないけど、線路チェック用のトロッコとか走るのかしら?

 と、それよりも、五日市線(さつきから五日市戦と、変換されて困る好戦的だな〜)に、ボタンで開ける扉登場!
 全部そうなつたのか?

 電車が到着すると、乗りたければボタンを押せ!とアナウンスが流れるので、言はれた通り扉の横にあるボタンを押すとなるほど開くのだ!閉まる時は自動である。
 降りる時も同様に、降りたければボタンを押せ!と指令が出るので、押すと開いて無事降りる事が出来る。
 閉まる時は基本的に自動であるが、ボタンで閉める事も出来る。
 まあ、都合により停車時間が長くなつた時なんかで、寒い風が入つてきたり、大雨でびしゃびしゃするときなどは、乗つてゐる人が閉められるのだな。

 この自分で開けるシステムといふのは、なんか懐かしいのだ。
 ボタンを押して開くなどといふモダンなものではないが、確か、ガラガラとまさしく手動で開けるドアに記憶がある。最近ではほとんどの家が蝶番式開きドアだけど、昔『がらがら玄関』が普通で「こんにちは」なんていひながら、ガラガラと開ける風情がたまらない。
 そんな電車があつたはずなんだが、どこだつたかな〜?
 都内ではなかつたが……。
 それも、閉まる時は自動だつた。

P.S.
 なんか変換が、やたらと怪しい。
 何故「でんしゃ」が「伝舎」なんだ?

哲学堂2008年04月02日 21時37分52秒

 午前中某所から、お昼に池袋へ。
 さて、新井薬師に行きたいが、JR使ひたくないな〜。なんかバスでもないかな〜と、振り向いたそこがバス停!
 振り向きに合はせて到着したのが、哲学堂経由練馬車庫行き!
 普段車バイクを使つてゐると、距離感がつかめなくなることがある。哲学堂と、新井薬師(駅ね)近いぢやん!
 迷はず乗つた。

 遠くはないです。つまり近いと思ふ。
 が、バス停で哲学堂から西武新宿線新井薬師駅までは、3つ4つあることが降りてからわかる。
 池袋西口から、中野行きが出てゐるやうで、新井薬師駅を通るやうだ。彼が偶然振り向いてバスに乗つたのは東口。
 でも、そこからさらにバスに乗るやうなことはしない。
 バス代もつたいないし。
 哲学堂は桜の名所だし。
 眺めながら散歩だ!
 と、歩き出す。

 だけど、哲学堂がずう〜っと続いてゐるわけではない。
 しかも、長い上り坂になるのであつた。

 繰り返すけど大した距離ではない。
 大したこと無いけど、リハビリ中の身には、ちよつとこたえたかな。
 右足の付け根がピキリミシリチキュリと痛みだし、へなちょこな歩き方になつてしまつた。
 こいつは、弱さうだと思つたのだらう。
 散歩中の犬が、吠えた。
 その上、さつさと行つてしまえばいいのに、歩みののろい彼を抜いては寄り道し、わざわざ追ひ越されてからまた抜き返すといふ悪辣非道な行為を繰り返した。
 連れてゐるおばちゃん(!!おねえさん)も「何やつてんの○○ちゃん」とかなんとか言ひながら、抱きかかえては前方へ行きそこでまた放し、もたもたしてゐるうちにまた彼は前へ出る。(彼は速度調整などきかない。ペースを速めるのは無理だし、それ以上遅くしたら進めなくなるおそれがあつた)
 でまた、おばちゃんいや、おねえさんが犬を抱へて横をすり抜ける。
 と、散々犬とおばおねに弄ばれてしまつた。

4代目ボンド2008年04月03日 22時56分38秒

 やばいな〜と思つてゐる。
 はやくもストーリーを忘れてゐるやうだ。
 ただ、ストーリーを書く事はないので、大丈夫といへば大丈夫なんだが、すべて忘れては書きやうもない。

 で、4代目はティモシーダルトン。WOWWOWのチョイスは「リビングデイライツ」
 面白かつた……ほんとう〜か〜〜!
 ホントです。
 やたらと悲惨な目にあつてもへこたれないボンドガールがいいし(ところで、ティモシーボンドは2作しかありません。彼は両方とも見てゐない。今回が初めて)ティモシーダルトンが、思ひの外いいんだな。
 公開当時、007自体に興味も失つてゐただらうし、誰がボンドでも、気にとめなかつたのだと思ふ。ティモシーダルトンの外の映画も見てないし、名前だけの存在だつたんだけど、これが、結構いいよ。ホント。
 ときどきケロッと可愛い表情見せるのだ。(変な表現だが……)
 写真では見た事があつたのだらうが、動く映像は初めてな訳で、この人は止め絵よりも動いてゐる絵の方がいいね。2作で終はつたのはどんな理由かしらね?

 ところで、気になつたことが2つかな?
 Qが、ずつとQなのだ!?
 Qといふのは、知らない人のために少しだけ説明すると、英国情報局のスパイたちが使用する秘密兵器係ね。
 ここが、ギャグの見せ所!?だつたり、007映画を子供つぽくさせてしまう微妙な位置づけだつたりするところだ。
 その係長!?がQなのだ。
 かなり歳をとつた感はあるけれど、これ同じ人だわ。今回連続して見てゐる「ロシアより愛をこめて(1963)」からずつと、出てるぞこの人!M(情報局長)は変はつてるし、マネーペニー(秘書)も変はつてゐる。(前回まで出てたかな、かなりおばさんな印象があつた)でも、Qさん間違ひなく同じ!凄いな〜と思ふ。

 で、もう1つ。
 オープニングの歌はa〜ha(あーは)
 なんか時代を感じます。そんな頃だつたんだな〜。
 と、さて、驚き。
 エンディングの歌が違ふ!(別に違つてもいいんだけど)
 でもこの歌声はクリッシーハインズぢやん!
 彼の中ではa〜haより、格が上なのだ。
 プリテンダーズ!?(ベスト盤は、いまでも時々聞く)
 と、クレジットを追ひかけるが見損のうてしまう。
 録画なのだから、再度確認すればいいものだが、インターネットでみやうと思つたのか、追求せず消してしまう。
 ところがさ、いつも利用してゐる「allcinema」を見たらa〜haしか書いてない。
 あら?
 ちよつとぉ〜……てな感じ〜。

 ところで、上の絵はティモシーダルトンの愛らしい笑顔。
 もちろん似てないけど。

なみなみてすり2008年04月04日 23時15分29秒

 これは、都内某所メトロから大学病院へと続く階段であります。
 ここが、メトロに属するのか、大学側なのか、はたまたもつと公共の場なのかは、わかりません。
 ついでに申しますと、階段を降りた側には、郵便局(今は何?)もございます。でも、郵便局のものではないでせう。

 さて、その誰の物とも知れぬ階段です。日々人が利用してをります。昇ったり降りたりしております。(「おります」ダジャレね。……念のため)

 こんな何気ない場所でも、こんなちよつとしたオシャレなんかしちやつて心がくすぐられますな〜。

 なんてことが、言ひたいのではない!
 もう一度。
 さりげないデザインセンスがいいなんて言ひたいのではない!

 さう。
 彼は、2月のぎくしゅり腰の後遺症がまだ続いてゐるのでした。
 ことに右足の付け根がウィークポイントになつてをり、揺れる電車内で立ち続けるが結構辛いし、ウィンドウショッピングなんかしてると、バチがあたるし、階段も厄介なのだ。
 そんな訳で、てすりは必須!

 しか〜し!
 普通のてすりでいいのだ。
 つ〜か、この「なみなみてすり」使ひにくい!
 人間の身体の動きをあなどつてはいかんよ。
 たとえ階段が段々(だんだん)でも、手足身体もすべてだんだんだんだん動いてゐる訳ではなく、あちこち自然に補正されてゐるのだよ。
 ……………多分。
 だから、てすりを階段に合はせて段々にされると、却つてギクシャクしてしまうのだ。
 と、いふことがよおくわかつたのでした。

 てすりの有り難みが、わかるやうになつて初めて気づいたことである。世の中、こんな事がいつぱいあるのであらうなと思ふけふこのごろであつた。