ベトナムリポート(その後)2011年01月31日 12時51分06秒

まだあんのかい!
って、感じですが、見つけたので興奮状態で紹介します。
「ベトナムリポート2日目〜3日目」を参照いただきたいのですが、3Dビジュアルエフェクトのスーパーバイザーグエンさんの話してゐた「コオロギの旅する物語」はこれに違ひない!ってなものに出くはしました。
タイトルは『コオロギの日記』(コオロギ漂流記)
1941年の作品。原作 To Hoai (トーホアイ)
年代もほぼ一致。間違ひありません。(内容は微妙に……これは言葉の壁ですから……)
この童話は英語訳(訳者 Dang The Binh ダンテビン)されてゐて、それを佐藤清二(さとうせいじ)さんといふ方と、黒田佳子(くろだよしこ)さんといふ方が、和訳してサイトに公開してゐます。
(作者、訳者の代理人、出版社から正式に許可を受けてゐる)
それがこちら
『Dao va Quat ベトナムの桃と蜜柑』といふサイトです。
http://homepage3.nifty.com/daovaquat/index.html
訳文を掲載するわけにはいかないので、興味のある方は是非覗いて。
童話といへあなどるなかれ、結構読みでがあつて、まだ読み切つてません。とにかく、紹介を先にって。
そんな次第。

余談
越語から英語、英語から日本語。かういふのを重訳といふ。
し、知つてましたかね……。

コメント

_ 佐藤清二 ― 2011年03月19日 12時29分06秒

アミノテツロ様

お返事が遅くなり申し訳ございません。

「コオロギの日記(コオロギ漂流記)」とURLをご紹介頂き、大変ありがとうございます。

貴ブログを拝見、1月23日の記事に「ハッチを見て、ベトナムにそつくりな童話があると驚いた」という記載がありました。

翻訳作業中、私と共訳者・黒田佳子さんも、「この話、いつか見たか読んだような気がしますね。」と話していました。ハッチのイメージと重なっていたのかも知れません。

サイト用に挿絵を描いて頂ける人を探していますが、今のところ当てはありません。

この童話がアニメになって、日本でも紹介される日が来ることを心待ちにしております。

_ 佐藤清二様 ― 2011年03月22日 01時31分05秒

連絡ありがとうございます。
サイト用の挿絵の件。誰か見つかるといいですね。
業種的にぼくが知ってるぐらいでなければだめですね。
何かのおりに思いついたら、連絡差し上げるかも知れませんが、なんともわかりません。申し訳ない。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック