あの日の新嘉坡。その23 ― 2013年02月02日 13時08分21秒
送り迎へネコの続きかと思ひきや「寄り道シリーズのS」で。
今回は、ルートから少しはみ出す行き方。
乗り換へをするべき駅から一駅乗り越し!です。
MRT East West Line の Aljunied です。

これも発音難しさう。といふか、判らない。
さういふときバスで行つてしまうと永久にわかりません。
MRT(地下鉄)には車内アナウンスがあつて駅名を言つてくれます。
しかし、遠い記憶(?)ですでに自信がなくなつてゐる感がありますが Aljunied は「あるじゅね」だと思ひます。
最後の「d」は、聞き取れませんでしたので、発音しないといふことにしました。
漢字で書くと「阿裕尼」です。「淡濱尼 たんぴねす」を思ひ出します。
さうさう寄り道シリーズのついでに話の寄り道。
シンガポールでは、国語が4つあります。
マレー語、中国語、英語、タミール語。
街中で感じる言語は圧倒的に中国語が多いです。
実際中国系の方が7割以上なので、さうなるのだと思ひます。
次がマレー語でせうか?
たまたま立ち寄る場所に多かつただけかも知れませんが…。
マレー系の方は服装ですぐにわかるので(特に女性)その分印象が強いのかも知れません。
と、4カ国語が必要な国なので、駅にはこんな表記があります。

すでに何度か登場(!?)してゐるブギスです。
英語、中国語、マレー語で表記してあります。
ん!タミール語は?
と、ここは私の想像ですが、タミール語は元々文字がなく表記にはローマ文字(ラテン文字?)を使つてゐるため、特に地名の場合、つづりが英語と同じになるからではないかと思ひます。
なので「この線から入っちゃいけないよ」みたいな内容の場合は、晴れて4つの言語が並びます。
英語がちよつと切れちやうましたが、こんな感じ。

これが基本形です。
ですから、本来、このブログも4カ国表記を心がけるべきなのですが、私に、マレー語の文字や日本の漢字と違ふ中国の漢字を表記する能力がないために英語綴り表記が多くなつてをります。(今更のことわり書…)
で、寄り道の Aljunied。

南側へ行くことにしました。

駅前は、放置されてゐる感じで「空き地」の様相。
いづれ整備されるのでせうか?
建設ラッシュらしきものの気配はここにも近づいてゐるやうな気はします。

兵隊さん。

シンガポールには徴兵制があります。

多分、この先で食事をしたのだと思ひますが、フードコートのおぢさんと若いおばさん(勝手な推定、父と娘)が険悪なムードで、少々居づらかつたです。(食事は旨かつた)

こんなことは珍しいといふか、これきりだつたと思ひます。
勢いが良すぎて一瞬だけ怖いやうなおっちゃんはよくゐますが『機嫌悪っ!』みたいな雰囲気を感じたのはこのときだけ。
駅前の雑然とした感じといい、土地柄でせうか????(アルジュネのみなさんごめんなさい。違ひますよね!)

でもでも、私はこのざっくばらんな雰囲気は好きです。
さて、ここからスタジオ近辺まで行けるバスは3種類。

62、80、158と、数字を並べても意味はないといふかどれに乗つたか忘れてしまつたのですが、撮つた写真を頼りに判断すると80番に乗つたやうです。
寄り道バスは、景色が微妙に違ふので、楽しいです。


ただ、まあ、地図にルート(ピンク線)を書き込みましたが、新鮮な道は短かつた。効率は良いルートでしたが。

ちょいと判りにくいですが、中央分離帯にもしつかりと木が植ゑられてゐて、ダブルアーチなんだよ。
最近のコメント