あの日の新嘉坡。その282013年02月08日 22時10分23秒

 さてそろそろ終はりの時が近づいて来たので、全体を眺めてみることにしました。
 点々が、立ち寄ったり、常駐したりした場所です。
 大きい赤い丸は空港です。
 小さい赤い丸が2つありますが、HDB(アパート)とスタジオ。
 いやあ、偏ってますな〜。

 今回は、一つだけポツンと離れて島の中心部にある場所へ行きます。

 以前にイーストオリエント急行の始発駅を探したときに、線路はどうなつてゐるのだろうと、必死に検索したところ、シンガポール内には3つ駅があつたらしいといふことが判つた。
 一つは、(マレーシアとの)国境に近い駅ウッドランズ(Woodlands)
 ここが現在の始発駅といふことです。(ここへは行かなかつた)
 そして、もうひとつ中間にブキッティマ(Bukit Timah)といふ駅があつたといふことが判りました。
 さらに検索すると、鉄橋が残つてゐるらしい。
 もうこれは、ここへ行くしかない!
 と、行くことにしました。
 
 例によつてバスルートを探してみると、なんとあの67番で行ける。
 これはラッキー…なのですが、地図で見る限り、鉄橋の周りは閑散としてゐる。
 これは、油断すると飲み物にも困る可能性があると思はれました。

 なので、とりあえずお馴染み(?)ブギス(Bugis)へ、行きました。

 ブギスにした意味は特にありません。
 とにかくここで腹ごしらへ。

 そう、旧正月の頃でした。

 67番がないところが凄いですな。
 この中で、ブキッティマへ行くのは170番だけです。
 そして、初めての道を走り。
 ゆくと。
 見えました!
 と、これは、過ぎてから見た景色ですが。
 とにかく、見えたらすぐ次の停留所で降りる。(そこからの景色)

 ホントにありました。ちよつと感激です。
 しかし、上まで行けるんだろうか?
 見ての通り開閉ゲートがあります。
 こんな看板もあります。
 This Way To Community Use Site
 地域で管理してゐるといふことですかね。
 始発駅は国の管理でしたが…。

 入つても大丈夫かなぁ…なんて悩んで見上げてゐると、なんと自転車が走つて鉄橋を渡りました!
 証拠写真はありませんが、一般の人に見えました。

 そして、実際はおっかなびっくり別のところから上がったのですが、上の写真のスロープを上がってゆくとこんな看板があります。
 Welcome! for your recreational use と、書いてあります。
 そして、縮小したので判りにくいですが、左下に
 Please exercise caution for your own safety. と、書いてあります。

 いはゆる自己責任といふことなんだよな。
 welcome と書いてあるし!と、自分に言ひ聞かせました。

 ここで少し話を寄り道をしますと、シンガポールでは「いけない」事が、ある意味明確なんです。
 このやうに、罰金の金額が書いてあるのです。
 歩道橋を自転車に乗つたまま走つたら1000ドル!
 罰金とは書いてないやうですが、タイヤのロックを外すのに100ドルかかるみたいです。

 そんなわけで、ぼくは安心してうろつくことにしたのでした。
 実際に入り込んだのは出口(?)側。
 なんと始発駅では見なかつた観光客もゐました!

 といふことで、つづく。