お伊勢さん参り「中庭」 ― 2013年10月26日 13時43分58秒
さて中庭です。
というか日本庭園といった方が正しいのでしょうか?
見上げると空中回廊!があります。
どんな廊下かというと、こんな感じ。
ここを歩くだけでも価値がありますね。
そして、これがですね。
水琴窟といふものです。
金魚がいますが、それはあまり気にせずに、ひしゃくで水を鉢の溝に流して竹竿に耳をあてますと、
ぴきゅぅぃ〜〜〜ん。ぴきゅぅぃ〜〜〜ん。
と、ほのかな音が聞こえてきます。
竹筒の先に別の世界が広がっているかのような深遠な音でありんすよ。
で、また、職業病的いかにも設定アングルで一枚置いときます。
職業病とかいいつつ、これは結構な広角レンズの産物なので、実はあまり役には立ちません。
限られた空間の中に風情を詰め込んだわびさびの世界を伝えるには向かないかも…。
慎ましやかな味わいを出したい場面なのに、妙に間延びした絵になってしまうかも知れませんね。
ロケハンでは、一枚の写真に周囲の情報をなるべく詰め込んでおく必要があすが、気をつけないといけません。標準レンズで一枚ぐらい押さえておいたほうがいいのではないでしょうか。
と、余談になりましたが、今回は魚眼と広角(神宮内では望遠レンズも使用)で、困ったもんです(?)
そして、本日ラストは真鍮の鍵。
木枠の窓とのバランスが、郷愁をそそります。
本物ですからね。
と、お宿「星出館」の紹介はこの辺にして、つづく。
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