The Zig Zags & 2H Vol.3 ― 2015年02月22日 04時26分55秒
さて、今度はBGMだ。
全体のスケジュールが曖昧なまま、しかし、録れる時に録るのだという強引な論理で、事態は進む。
基本設計は、挿入歌のメロディバリエーションプラスαなんだが、ぼくとしては、なによりもセッションに期待することころ大で、全部アドリブでもいいんじゃね〜かぐらいに思っていたが、さすがにそれでBGMは出来んだろというか、何から始めていいのかも判らない。
作曲者演奏者にしてみれば???の世界になってしまうので、急遽、何の打ち合わせもなく録音監督に音楽メニューを作って貰う。シナリオは3本全部、絵コンテは1本だけ上がってた状態だったかな…。
いきなり応じてくれた録音監督様ありがとうございます。
と、言ってもこのブログ見てないと意味ないけど…。
そして、そのメニューをあれこれ整理して(話数ごとにメニューを作って貰ったので30曲ぐらいはあったと思いますが、15曲ぐらいにまとめて)加藤則子さんと打ち合わせを…、ん?…したっけな?
忘れてしまった…。
ま、とにかく、短い期間で加藤さん一気に作曲。元々クラシックをやっていたので楽譜は朝飯前?
もちろん収録は1日。
3人で全部やる。
まあ、昨今は音源を駆使し1人で交響曲を作ってしまうので、人数だけでいうと3人→多い!?のだろうか…。
いや、いやいや、いいたいことはさういふことではなくて「3人で奏でる音楽」という風に捕らえて欲しい。
多少かぶせたりもするけど(ベースとギターが一人なので、さすがに一発録りでは…)ほぼライブ感覚で録ったというところが売り(!?)です。
(音はいろいろ。川村さんはこれで世界を回っている)
尺(長さ)の都合もあり、クリック(メトロノームと思ってください)も使いましたが、3人の呼吸でやりました。
楽器ごとに部屋が別れているので、なかなか呼吸を合わせるのは難しかったでしょう。
もちろんピアノソロ、ギターソロなんかは完全に演奏者のテンポです。
(前回もこんな写真でしたね…。
密室ギリギリにおおきなグランドピアノが入っているので、なるべくフレームに入れたいという欲望がどうしても…)
(実はギターを始めて1年ぐらいだった?)
ああ、そうそう。
ありました。
完全アドリブ、テンポお任せ。
これはピアノは参加せず、ベース(北尾直樹さん)とドラム(川村成史さん)の2人で。
しかも!?この日の収録曲中最長3分22秒(だいたい1分前後、長く欲しいので2分半というオーダーをしたつもりが…)になりました。
これがセッションに良さだよな〜なんて思いました。
放置プレイ!
なんだかんだで20曲ぐらい録った気がする…。
挿入歌バリエーション以外も聴き応え有りです。
それはそうと、この日は The Zig Zags 重要会議が開かれました。
というか…恒松さんがいるということは、歌も録ったんだっけか…。
もしかしたら、前回コーラス部分を録り残したのかも知れません。
なにしろもう一年数ヶ月前のこと…忘れました。
まあ、それはそれとして、会議です。
今日で終わりじゃない!
OVA「ふたりエッチ」エンディング曲もやってもらうことになりました。
やるぞ!
って感じで、
リーダーを責めたり、
なぐさめたり…?
エンディングは、挿入歌よりもスローにしたいな…。
なんて大雑把な発注の元、加藤さんのデモづくりが始まります。
つづく。
※ そういえば、ダウンロード出来るのは挿入歌とエンディングだけなので、BGMが聴きたい人は、DVDを買うしかありませんね。
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