Ricoh GXR 1+4回目 ― 2015年07月17日 09時15分21秒
思っていた展開と変わってしまったが、GXRの話つづき。
前回までにカメラユニット2つ紹介した。
レンズ交換とは、趣を異にするユニット合体が特徴のGXRだが、合体後は確かに普通のデジタルカメラかも知れない。好みはそれぞれだが、良いカメラだと思う。ただ新しい機種の仕様が日進月歩、その差は大きい。
オートフォーカスの速さ、メモリー読み込みの速さ、真っ暗闇でも撮影出来る!?等々魅力のオンパレード。
でもね。
2011年こいつの登場で、すべてが変わった。
(まあ、買う決意をするまでに半年はかかったかも知れないけど)

シャッターの羽根がイカしてるでしょ!?
GXR MOUNT A12(←製品名)
これはレンズがついてない!
だから、やはりレンズユニットではなくて、カメラユニットなのだった!
変なもの出すよな〜と思った。
誰が買うの?
とかも思った。

ジャジャーン!
おお!
シャッター開くと、センサーが綺麗!!
これ注意しないとゴミまみれになります。
デジタルカメラでも窓ゴミってあるのだと知った貴重な体験。
脇に立て掛けてあるのは、変換アダプターです。
練馬にある宮本製作所のブランドRayqual(レイクォール)という奴です。
大きなくくりで地元にあるので愛着があります。
そう。このカメラユニットは、ライカMマウントなので、ぼくの場合コンタックスヤシカマウントへの変換が必要です。
というか、ライカマウントがデフォルトなんだ!
世の中そんなに多くの人がライカのレンズ持ってるのかしら??
なんて事を思いました。つくづく不思議な商品だな〜と…。

アダプターセ〜ット!
そして、フイルムカメラ時代、無駄にため込んだレンズの数々…。
とりあえずその中からこいつを

セェ〜ット!
もう安っぽい自慢ですな…。
Carl Zaiss Planar 85mm 1.4です。
なにしろレンズがでかくて綺麗なので、代表に選びました。
使用頻度は滅茶苦茶低いです。
あれっ!?
だって重いんだも〜ん…。
上のアダプターセ〜ット状態が474g、Planar 85mm単体で611g!
レンズの方が重いッス…。(珍しくは無いと思うけど…)
総重量1キロを越えるカメラは、ヘタレには辛いッス…。
なので、普段は別のレンズを交換して使ってます。
前々回のせた写真、フィルターが粉々になってる奴のレンズは、Planar 50mm 1.4。いはゆる35カメラの標準レンズという奴です。重さ269g。
ついでだから、以前ちょこっと行った標準レンズテスト!?
まず↓Ricoh GR Lens A12 50mm(ホントは33mm!?)

続いて↓Planar 50mmをはめたフイルムカメラのファインダーを接写。

どうでしょうか?
フイルムカメラのファインダーのアソビを考えると、大体合っているという感じでしょうか?
リコーの35mm判カメラ換算値は正しいということですね。(そりゃそうだろ…)
そして↓そのPlanar 50mmを、GXR MOUNT A12にはめてみます。

おお!
望遠レンズですな…。
しかも、好みの中途半端な望遠。(ホンのちょっと寄りすぎかな…)
このセットでは、ピント連動とかそんなものはありませんから、絞りもシャッタースピードもピントもマニュアルです。
「フォーカスアシスト」というかなり便利な機能もありますが、元々ピンぼけ野郎なので、失敗写真も多数!
しかし、デジタルカメラの最大限の利点は、枚数制限無しというところ。
失敗の数だけ楽しみもあります。(ピンぼけ写真も結構好き)
オートフォーカスが遅いとストレスになりますが、自分で合わせている分には、それが最速ですから!
そんなこんなで、カメラ=スマホ(携帯)の時代だろうと、フルサイズがどうしたこうしたあろうと、Ricoh GRXはサイコ—さ!
というお話しでした。
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