フォトでるもⅨの32015年10月02日 09時06分46秒

 雨が降ってきました。
 フォトでるもⅥ以来、雨の中での撮影は望むところであったはずなのですが、いざ降ると…。建物の陰へ。
 というか、この日はそもそも傘を持ってなかった!?
 みなさんは傘を持ってますよ。

 まあ望みは昼の雨ということで、建物と建物の間を巡る…。
 都心は、便利…。
 背景が限定されている気もしますが…。
 そこそこ広い空間。
 冒頭の床(地面)と同じ構造ですが、ちょっと離れたところ。
 駅の乗り換え等で、便利な場所なので、実は結構人通りが多い。
 ので、
 ビルの中へ入っちゃった。
 時間帯のせいでしょうか?
 ほとんど人いません。
 広い!
 SF映画に出てきそう?

 つづく。

フォトでるもⅨの42015年10月04日 13時20分05秒

 さて、橋です。
 ここは確か7階か8階。
 1階のフロアまでズドーンと見下ろせます。
 しかし、そんなこと気にせず、どっち行くみたいな…。
 ガラス窓に面したところがスロープになって下の階まで緩やかに行けるのです。(上もか…)
 この上も廊下だと思う。
 奥に別の橋が見えます。
 下の階を結ぶ橋かな。
 雪鏡さんは振り向きが得意。
 橋の端に座る。
 1階から3階への直通エレベーターが見えます。
 人いませんね〜…。
 下は、駅からの流れで、通り道として使う人もいるのですが…。
 そして、下りスロープから撮っていてある発見を!
 なんと、床にカメラ置いて撮れるじゃん!
 スロープなので、カメラが微妙に上を向いてくれるのです。
 でないと、カメラを床に置くと、床ばかり写ってしまうんですね。
 それはそれで、良いのかも知れませんが、この骨組みの様子が見えなくなってしまう。
 さらに!
 上と下の写真の差が判りますでしょうか?
 この大きさだとほぼ同じですね…。
 上の写真は絞り開放、下の写真は、絞り込んでいるのです。
 だから、手前から奥までピントがあっている。
 そのかわりシャッタースピードが遅いのです。
 何秒だったっけな…。
 3秒とか、5秒とかそんな単位だと思いますが、スローシャッターですな。
 手持ちでは到底不可能なスピードです。
 ぼくは1/30秒ぐらいで、手ブレ確率が増えます。
 (夜は、ほとんどそれぐらいで撮るのですが…)
 でも、床に置いているので、大丈夫。床三脚(!?)です。
 まあ、周りに人がいないから出来た行為ですね。
 あとは、みぃさん、雪鏡さんにちょっとの間ジッとしてもらえればOK!
 大昔のカメラだと分単位だったと思うのでそれに比べればましでしょう。

 と、この日は唐突にバッテリー切れで終了致しました。
 後で交換用のバッテリーを持っていたことに気づくというおまけ付き。
 でも、おしまい。

 では。

駆け込み?2015年10月09日 20時43分55秒


 もうすぐ映画がシニア料金で見られるようになるのだが、タイムリー(!?)に、気になりすぎる2本が上映されているので、あえてフライングして見てきた。
 サムペキンパーの方は2005年の作品だと言うから、なにもここで重ねてこなくてもいいだろ…、とか思うのだが仕方が無い。
 ロバートアルトマンなんかいつ打ち切りになるかも知れないなどという強迫観念もあるし…、まあそれは、本人の作品の場合なんでドキュメンタリーには関係ないだろとも思いつつ、万が一を考えて見に行った。
 なんにしろ、この2枚が人生最後の特別鑑賞券になるのだと思うと、それはそれで良かったなんて思う。(家宝か!?)
 では、人生最初の特別鑑賞券(前売り券)は何だったのだろう。
 半券も残ってないから、正確には思い出せないけど「ソイレントグリーン」とか「ポセイドンアドベンチャー」だったのではないかと思う。
 もしかしたら「赤ちゃんよ永遠に」だったかも知れない。
 いずれにせよ高校になってからだな。中学の頃は、前売り券の存在は意識してなかったからな。
 ちょっと残念なのは、これが「ワイルドバンチ」とか「M★A★S★H」だったら、かなりエモーショナルな鑑賞券の歴史になったのになぁということか。
 どのみち、どちらも中学の頃だから、あり得ないと言えばあり得ない。
 と、それはさておき「ワイルドバンチ」には、ちょっとした記憶がある。
 この映画が、日本で公開されたのは1969年の夏である。

 実は1969年というのは、ぼくの映画元年ともいうべき特別な年なのだ。
 それまで映画という物を見たことが無かったわけではないが、この年は、1月に「潜航大作戦」2月に「2001年宇宙の旅」を見た。
 共に、シネラマという奴だ。
 京橋にテアトル東京という、天井から床までスクリーンという大型映画館があった。シネラマというのはそこでしか見られないのだ。イベント性が強いといえばいいのだろうか、正直なところ「潜航大作戦」はよくわからなかった。ただ、でかい画面で、潜水艦が沈んでゆく映像が印象に残っただけである。
 でも、それで良かったんだな。映画は「体験」だったわけだ。
 つづく「2001年宇宙の旅」(これはアンコールロードショーというリバイバル上映だった)も、観光案内感覚で見ていたのだが、謎の展開で圧倒され、映画という物は深い物なのだなと感心したのだった。
 しかし、これでゴールではない。(ゴール?)
 なんにでもステップというものは3回必要なのだ(!?)
 そしてとうとう3月に「脱走山脈」を見た。
 新宿ミラノ座だ。もう今はない。
 第二次大戦中、ヨーロッパ戦線で捕虜になった英国兵が象を連れてスイスまで逃げるというおはなしだ。
 そう「おはなし」なのだった。
 そしてぼくは、映画とは面白い物なのだ!
 と、開眼したのであった。

 ちょいと横道が長くなって、本題を忘れてしまった。
 そう「ワイルドバンチ」の話だ。
 少年は、1、2、3月と毎月映画を見て、そして4月に「マッケンナの黄金」を見つつ、中学二年にもなった。
 その後はしばらくお休みしたが、さて、夏に何を見るべきかが問題だ。
 映画の情報を得るのは新聞からだ。自慢ではないが、新聞は読まない。映画広告欄を見るだけだ。
 何を見るか?そりゃあもう真剣に考える。
 当然「ワイルドバンチ」は、気になる映画だったが…。
 新聞に載っていたその宣伝文句は、血まみれ&残虐な感じだった。別に血が怖いわけではない。正確には覚えていないが、撮影中怪我人続出。馬6000頭ほにゃららみたいな事が書いてあった。もちろん今なら大嘘であるとわかる。
 しかし、当時超純朴な中学生は悩んだ。人はいい。だが、撮影のために馬に怪我させたり死なせてしまったりしていいのか!?
 繰り返すが、超純朴な少年は動物愛護の精神を持っていた。
 結果、この映画は「見てはいけない」という結論を出し「大頭脳」というコメディ映画を見たのだった。これはこれで、大いに笑い楽しんだからいいのだが、宣伝文句は考えて欲しいなと思う。この文言のため、映画館は少なくとも1人客を減らしたのだ!
 今だって正直な子供(大人も)はいる。
 騙すのはいいけど、良い方に騙しましょ。
 ただまあ、ペキンパーは「砂漠の流れ者」で本物のトカゲを木っ端微塵にして娘さんの婚約者ともめたなんてことが、伝記に書いてあったけど…。
 あれは、衝撃映像だったな。

 ま、それはともかく、その後テレビで「昼下がりの決斗」(ペッキンパとか書いてあった気がする)を見て素晴らしいと思い「ワイルドバンチ」を除外したのは間違いだったかも…、と秘かに思い始めた。
 そして、ようやく見ることが出来たのはなんと1974年だ!
 新宿ローヤル劇場。この映画館はもうずいぶん前になくなった。
 感慨深いなぁ〜。
 初アルトマンはその翌年、文芸座で変な西部劇「ギャンブラー」だった。

P.S.
 記念すべき駆け込み鑑賞について書いたんだが、実はさらに駆け込んでしまった。
 シニア料金前最終映画館鑑賞は「恋人まで1%」になってしまった。だがこれは当日券で見たので、人生最後の特別鑑賞券はなんとか死守できた(!?)

四月に谷中へ2015年10月11日 10時45分21秒

 猫に合うために行った。
 第一猫発見。
 真ん中辺りに白いのがいます。
 ここは多分…、本行寺。
 相変わらずちゃんと記録していない。
 もう半年もたつから、記憶も怪しい…。
 しかし、手前の碑をよく見ると「ほっと月がある東京に来てゐる 三頭火」と、からうじて読めるので間違いないと思う。

 そんな調子なので、↓こちらは
 多分、長明寺。
 今度は白黒の猫が、自ら近づいて来ました。
 (三匹ではありません。念のため)
 おかぴにスリスリしております。
 こっちをちょっと気にしたりして。
 と、まあ、猫の町であることはよく判りました。
 もう一つの目的(?)散策もしました。

 名所巡り?
 「まちかど賞」の築地塀(ついじべい)
 みかどパン店さんのヒマラヤ杉。

 しかし、なんと言っても圧巻は↓ここでした。
 放置感が半端ではない。
 大名時計博物館。
 入館料は少額。
 こういうところは維持してゆくのが大変なんだろうなぁと思う。
 でも、このまま自然の成り行くままにして欲しいなどと勝手なことも思います。朽ち果てることなくこの状態を保つというのが一番大変だな…。

 谷中銀座です。
 人気者。

 実は根津神社まで足を運んだんですが、それはまた。