巣箱新築2015年12月26日 04時17分28秒

 庭の木に巣箱をかけるのもこれで4回目(4年目)
 3回連続でシジュウカラが来てくれた。
 が、今年は苦難の年であった。
 苦難の内容は「シジュウカラ2015/2〜4月」(←この辺以降数回のブログ)を見ていただけると分かるが、簡単に言うと、スズメから圧力を受けたり、猫に襲われた。
 とくに猫には直接大打撃を受けた。
 シジュウカラたちの心痛(!?)は察するばかりだが、猫好きなのでぼくも苦悩した。
 これが自然界なのだなと感心している場合ではない。
 巣箱をかけるという不自然な行為をしている。
 お陰で、繁殖の場として選んだシジュウカラは散々な目に合ってしまった。
 誰のせいかは明らかだ…。
 だから、やめようかとも思った(ほんのちょっと…)
 だけど、人間とは勝手なものだ(!?)
 猫対策を考えながら新巣箱を作ることにした。
 対策と言っても大したことではない。
 まず場所を変えようと思った。
 いつもの木は、枝振りがよく登りやすいことこの上ない。
 (鳥にも良かったんだが…)
 そして、猫が巣箱の屋根に乗って穴から手を突っ込んでいたので、それをさせないことが重要だと思った。

 で、新作開始。
 いきなり背中側の板が割れた。
 あちゃ〜…。
 前途多難だ。
 年末ちょっと立て込んでいて時間がない。
 巣箱をかけるには今ぐらいが丁度いいらしいのだ。
 理由は最近知った(!)
 どうやら、今頃は鳥たちが産卵場所を探しているらしいのだ。

 そして、肝心な巣穴だが、板に穴を開けるのは意外と難しい…。
 ので、前板は元のを使おうかと甘いことを考えていたのだが、3年の雨風雪でかなり変形していたため、新しい板材とはうまく組み合わず、完全新築にすることにした。
 けど、
 うわ…ガタガタ!
 我ながらひどい…。
 しかも、すでに小鳥サイズとしてギリギリな感じ…。
 これをやすりで整えたりすると大きくなり過ぎちゃうので、これが「自然」でいいということにした。(もう予備の板ないし…)

 で、まあ、
 とりあえず普通に組んで、
 この屋根を改造します。
 急傾斜にして猫が乗れないようにする作戦。

 って、もうかかってるし!

 いや、時間との闘いで(!?)
 途中経過を説明する写真を撮る余裕がありませんでした。
 というか作るのに必死で忘れました…。
 計画的にやったのではないですが、なんとなく猫耳っぽくなった気が…。
 同時になんとなく祠っぽいイメージも…。
 ということで猫神様ということにしました!?
 猫さん乗らないでね。
 乗ったら巣箱ごと落ちるかも知れないし。
 というぐらいに空中に浮いているように見えませんか?

 細目の木で、前方にしっかりした枝がない。
 巣箱も幹に対して斜めについてます…。
 危険部位は巣箱の左側後方なんですが、どうなるかなぁ…。

 そもそもこのへんてこな巣箱に鳥さんは来てくれるでしょうか?
 実は家の窓も近いんです。
 巣箱から飛び出したらぶつかりそうな距離。

 なんとなくメルヘン…。
 それとも、ホラー?

 なんにしろ楽しみに待ちます。

 P.S.
 ちなみに屋根の片耳、折れて(割れて)ます。
 釘一本で止めてある。本体の背中が割れたのはアクシデントだと思うけど、耳は素材選びと、使い方の失敗だったかも…。