台湾特急32017年01月18日 19時30分21秒

 そう。ツアーなので免税店はかかせない。
 確か石鹸を買った免税店のそばで、大規模なバスの乗り換えがあった。
 コースによるメンバーチェンジが行われたのだ。
 私と娘は、九份行きのバスに乗った。小一時間かかる。
 昨日電車で1時間かけていった猫村に近い山間の街だ。
 しかしなんというか、同じ漢字でも発音が違うから、意外と読みづらい。
 「份」にはあまり馴染みがないが「分」に人間味が足されるということか。
 鉄道の駅があればアルファベット表記があると思うが、九份はバスしかない。
 今になっていろいろ調べたが「ヂォフェン」が近いかな…。

 雨が多いらしいが、期待を裏切らずしっかり降った。
 (到着。娘がバスの窓から)

 まあ、幸いな事に大雨ではなく山間ならではの降ったりやんだりの趣のある雨。
 大雨だと困るらしい。
 こんな坂(階段)は滝になってしまって、観光どころではないらしい。

 「夕方がいい」とか言われているみたいだが、夜の景色もいい。

 多分あそこが海だ。

 なんか、昔を思い出す?
 映画で見た世界かな…。

 だけど、
 何故かここは下北沢を思い出した。(南口かな)
 左に見える「九戸茶語」というところで、食事をした。
 ツアーというのは、黙ってても食事できるところが楽だ。
 高低差のある建物群は昼間にも見てみたい。

 鉱山の名残だと思う。
 鉱夫の像みたいなのもあった。

 傘を差して暗い階段を歩く。
 繁華街(路地)を一歩離れれば静かなというか、暗くてよく見えない場所。
 昼間はもっといろいろなものが見えるのだろう。
 風情も変わるはず。

 と、情緒ある風景夜の部を垣間見て、再び50分かけて台北に戻る。
 そして、お菓子屋さんで試食をして(もちろん買ってもいいんだけど…)最終目的地「士林」へ行く。

 ここでツアーは解散。
 毎日がお祭りみたいに射的とかの屋台が建ち並んでいる。
 しかしなんと言っても「臭豆腐」の匂いが充満している。
 ここへは、大事な目的があってきた。

 葱油餅か、胡椒餅を食べなければ台湾に来た意味が無いと娘がいう。
 しかし、これがなかなか見つからない!
 朝早くから怒濤のツアーで移動しまくり少々くたびれながら、臭豆腐の匂いと戦いながら、うろつき回ったが何故か無い。
 実はそんなにお腹が減っているわけでもなく、半分あきらめながら、駅へ向かう道をたどっていたら、ありました!
 妙な画面分割になってますが、胡椒餅。 (娘撮影)

 これが、うまかった!
 ツアーの食事もおいしかったが、これがいい。
 これで、安心して帰れる。

 というぐあいで、翌朝は4時起き!
 さっさと帰路へついたのだった。
 と、超特急の台湾でした。