ルーマニア、ブルガリア12018年07月05日 19時12分48秒

 1月にルーマニア、ブルガリアのツアーに行ってきました。
 そう。もう半年前です。冬のことです。
 早く写真の整理をしなくちゃと思いつつ、月日は過ぎてゆきました。

 もう随分忘れてます。
 まあ、そんな記憶を呼び起こすのも良いかも知れません。
 と、勝手に思って…。


 今回は、トランジットでドーハです。
 上の写真は、はぐれた場合の集合場所。
 ハチ公じゃなくて、クマのようです。
 夕方じゃなくて、朝です。

 そして、ブカレスト目指して出発。
 窓側に座らせてもらったので、窓から写真撮りました。
 カタールのウォーターフロント建設中。
 真ん中に島があるのが、弁天様っぽい…。
 イスラム教では、何か意味があるのかしら?




図形的に面白い。
見るからに乾燥してます。
このあと、飛行機はペルシャ湾をクエート、イラク方面へ北上。
要らんとイラクの国境線に沿って(?)黒海を目指します。

そうするとですね。

 乾燥した雰囲気の山々に白いもの。
 おお!雪だ。
 ちょっと位置を確認してみましょう。
 まだバグダッドの手前です。
 進行方向左側(西)の景色なので、飛行機はイラン側を飛んでいるのかな。
で、どんどん雪増えます。

 この後、さらに真っ白になりますが、すでに影がソラリゼーション起こしている感じで、(きっと窓越しだからだと言い訳しつつ…)コントラストの強さを感じさせます。
 乾燥地域の雪の凄さ(!?)を感じつつ。
 湖が見えてきて。
 多分、ヴァン(Van)湖。トルコ内です。

 そういえば、昔「路(みち)」というトルコ映画で、雪景色が印象的だったなと思いだしました。しらべたら1985年の映画でした。

そして、
 多分、黒海だと思うのですが、自信なし…。
 どんどん雲が増え、視界が悪くなって、黒海を斜めに飛び越してブカレストへ着きます。

 つづく。

ルーマニア、ブルガリア22018年07月12日 16時00分29秒

 さて、こうして(?)飛行機はブカレスト(アンリコアンダ空港)へ着いた。
 速攻でバスに乗り一路ブランへ。


 無味乾燥な絵(地図)ですが、こんな感じ。
 ついでに流行のこんな絵も用意しました。↓
 日本て、長っ!

 ま、それは置いといて。
 途中ガソリンスタンドで、トイレ休憩。
 サンタクロースが出迎えてくれます。
 これ1月です。(念のため)
 あちらでは、1月いっぱいぐらいは、いるそうです。

 で、トータル3時間ちょっとで、
 人で賑わう城下町へ…。
 奥に見えるのが、ブラン城。
 ドラキュラのモデルになった人の城だと…。

 訪れる人も多そうなんですが、
 城の手前に池があります。

 しかし、水面に映る城を撮ろう!
 と、カメラを向ける人はあまりいません(!?)
 そして、向けても、シャッターを押す人はさらにいません。
 一言でいうと見ての通り、あまり綺麗ではないのです。
 というか、素直な人は「汚い」と言います。

 まあ、ご覧のように撮る人もいますが…。
 これはホラー感を高めるためではないか!?
 なんて思いつつ、何故なんだろうと考えたりします。
 もしかしたらガイドさんが説明してくれたかも知れませんが、良く聞いてませんでした。ごめんなさい。
 でも、ホラ(!?)
 城の壁と土台の部分の融合感がさらにホラー感を増しているじゃないですか…。
 増殖する有機物が城を取り込んでゆく感じですよね(!?)

 十字架あります。

 そしてこれね、
 保存状態の悪い壁画を、保存状態が悪いよと言って、しっかり囲って展示している感じが、潔くていいのです。
 これ、触ろうと思えば触れますよ。触りませんでしたけど。
 これについては、ちゃんと説明がありましたが、すみません。ちゃんと聞いてませんでした…。
 でも、なんか、コウモリがマント羽織り、横向いているように見えませんか?

 他に、保存状態の良い、見応えのある調度品が沢山あるのですが、多すぎるので割愛します(おいおい!)
これ、テーブルの脚が獅子(獅子と四肢の語呂合わせ)ということだと思いますが(!?)、さらに何者かの足に乗っているところが凄い。
 痛み具合は置いといて、屋根の作りとか印象的。
 (これは、この城だからと言うことではないですが)
 なんか、変に綺麗にしていないところが、いいですね。
 気に入りました。
 野性的というか、野生はおかしいけど…。
 力強さみたいなものなのかな。

 と、ちょっと気になって、紹介サイトみたいなもの見てみたら、綺麗で立派な写真がたくさんありました。
 あらら、全然違う!
 まあ、ここは、あみにょろ文庫なので、仕方ありませんが、
 
 それで、今回〆の一枚は、
 これ、もちろん階段です。

 なんか、日本の古い場末の旅館みたいだと思いました。
 文豪が、怪談書いてたんですよ!?

 と、今回「!?」だらけになってしまいました。

(つづく)

ルーマニア、ブルガリア32018年07月13日 23時01分29秒

 さて、ドラキュラの城から、ホテルのあるブラショフへ行きます。
 バスで30分ぐらいでしょうか。

 山で、町の名前が光ってる。
 ハリウッドみたい?

 実はルーマニアの印象で、意外だったのは家々がカラフルだってことです。
 通り過ぎる個人個人の家が綺麗なんですよ。
 って、バスからの写真をほとんど撮ってないという不覚!!
 昔から、自分で好きに塗るという風習らしい…。
 長い旅(漁とか、猟とか?)から帰ってきた時に分かりやすいように、好きな色を塗るということなのか、それにしても、色合いが素敵なのです。
 カラフルさでは、シンガポールもそうでしたが、太陽の加減なのか、印象は大分違います。同じカラフルでも暗い(!?)というか、カラフルの概念を変える景色でした。
 上の写真は、もう街中(スファルトゥルイ広場)なので、個人の家とは違いますが、沈着したカラフルさを少しでも感じられるのではないかと思います。
 やや後方に見える色気のない(失礼)大きな建物が、黒の教会です。
 焼け焦げて、黒くなっちゃったからそう言うらしいのですが、修繕の仕方がまた自由です。レンガと言うよりは、削り出しの石をはめ込んだ感じがしますが、色というか、質感が大分違います。直したところは白っぽくてよく解る。

 こっち側の方がよく解るかな。
 これが、逆に年月を感じさせてくれます。

 ↑ポアルタスケイ通り。    ↑ストラダ通り。

 くっつけて分かりにくくなっちゃいましたが、ストラダ通り( Strada Sforii)というのは、ブラショフで一番細い道らしいです。現地のガイドさんが熱心な人で、黒の教会に入れなかった代わりに(?)案内してくれました。

 ↑こちらが、メインのレプブリチ通り。
 イルミネーションはクリスマス仕様のままなのかな?

 ちょっと横道へ入ると、
 電飾無し…。
 でも、
 脇道にもあったり、
 自転車(?)もあったり、
路地と路地を結ぶトンネルが明るい。
 表側は食道かしら?
 湯気(表側未確認!)
 ↑こちらが、交通的にはメイン道路。
 広場の建物越しに、黒の教会が見えます。

(つづく)

ルーマニア、ブルガリア42018年07月16日 14時31分56秒

 そしてあくる日。
 まずはサスキズへ向かいます。
 窓の汚れがなんですが…。
 う〜ん。どこまでも広がる平坦な地。
 隣町まで何歩でしょう?

 とりあえず出発したブラショフから、サスキズまではバスで2時間ぐらい。
 途中、またガソリンスタンドでトイレ休憩。
 ルーマニアでは、野良犬の多さにも驚きました。
 気のせいか、みんな寂しそうな表情をしています。
 狂犬病などあるので、噛まれるなと注意されます。


 そして、サスキズ(村?)へ到着。
 手前は、城壁ということになるのかな?
 段差があって、そこに教会があります。
 世界遺産のサスキズ要塞教会です。
 これ、手前の壁しか映ってないところが教会本堂です。
 奥は天守閣(見張り塔?)。
 それに周囲の城壁を合わせて世界遺産なんでしょう。
 城壁に関しては、よく解らないのですが…。
 町(村)を守るための要塞教会だと思うのですが、村の周囲に城壁があるわけではありません。有事の際には、みんな教会に集まったのですかね。

 ところで、天守閣の見えている二面。見事に亀裂が入ってますよね。

 ま、それはそれとして、
 教会内は撮影可なので、祭壇の後ろも回ったりしました。
 ただそれは、スカートの中を覗いたみたいな気がしてきたので(盗撮疑惑?)非公開にしましょう。
 中も印象深いのですが、
 周り見るものすべて印象深く。
 思わず撮りまくりました。
 ↑は、石を積んで作られた壁の間にトイレ…(入りませんでした)
 天守閣の根元にくっついている小屋。
 案内所だったかな。
 これ埋もれてますけど、入口側は段差の下なので、普通に入れます。
 城壁裏口?
 そんなに珍しい形状ではないのですが、ついついカメラが向く。

 上下2段の雨戸(日よけ戸?)が気になったのですが、雨樋の放置感というか、放水感がすごいですよね。
 電気会社の人?作業中。

 で、
 天守閣、正面。
 ここも中央に見事な亀裂が!
 鐘叩きのおぢさん。足元注意!

 と、ここで、言い訳を…。
 この旅、用意したレンズが27ミリというサイズ。
 広角は広角なんですが、教会全体などを撮るには、微妙だったかも。
 撮ってないことはないのですが、ネットには綺麗な全景があふれているので(世界遺産となればなおさら)そちらの方がいいだろうと思い、載せてません。

(つづく)