アイスマンつづき2005年06月29日 09時55分32秒

 雨降つたね。東京地方。でも、また新潟は大変だ。なんか降つたの降らないのと話題にしてきたことが、悔やまれる。  でも時節のあいさつってのはね〜。
 と、今日は昨日の続き、しかし、読後、日々記憶が薄れてゆく‥‥‥。やばいな〜。
 「アイスマン」主人公の名はビルだつたかな?それから元シャム三つ子だつたフロスト(今は胸に第3の手と、知りに切断跡が残る)犬人間のコンラッド(こいつを忘れたらあかんよね)その恋人のグラント将軍はひげ女(本名忘れたぜ‥‥‥)で、ファムファタールのギジェット。
 なんとなく読んでてわかると思ふけど、中の3人はフリークです。
 性根の腐った主人公が、犯罪を犯して逃げ込んだ場所が、旅の一座(移動遊園地とフリークたち)だつた。つ〜ことです。
 特に何か芸をする訳でなく、設営した遊園地の中をうろつくだけが彼らの仕事らしい。特別な見せ物として、ホルマリンづけの子供とアイスマンがあるわけです。アイスマンは氷に閉じ込められた成人男性。
 座長のフロストの口上によれば「ネアンデルタール人かもしれない!」と言ふことですが、表紙の挿絵が、さうは見えないし、フロストが主人公に実はね‥‥‥と話すシーンもあります。
 で、どうしても思ひ出すのが小学校の頃のこと。
 ぼくは世田谷区に住んでおりまして、そばに「ボロ市通り」なんてのがありました。今でもあります。毎年12月15日と1月15日にボロ市が開かれるのであります。ボロ市と言つても普通のものが売られてたと記憶します。その昔は使ひ古しのものなどを売つてゐたのでせう。
 とにかく「ボロ市通り」と言ふその名の通りにズラ〜リと出店が並ぶ訳です。代官屋敷なんかもありましてね。その並びの一角に、昨日予告した看板が燦然と輝いてゐたりしたわけです。
 もちろん実際の絵はもつと扇情的、リアル、トップレス!子供たち喜ぶ?そんな見世物小屋。これが、年齢制限なしなんですな。
 「女が蛇を口に入れて鼻から出すんだ」「げ〜」「で、結局食べちゃうの」当時人間ポンプ(金魚を飲んで出す)なんてのは有名でしたから「それでどうなるの?」「だから、たべちゃうの」と不毛な会話をしつつ、看板の蛇と裸女。小学生男子興味津々で入りました。
 と狭い通路に、小人のおばさんが座つてゐて、それが、蛇女の母親と言ふことになつてゐて、見せ物としてそこに座つてゐるわけです。
 で、奥に長い板でこさえた簡易観客席があつて、すでにニシキヘビがでろ〜っと、ステージに身を長く横たえてゐて、女性が出てきました。裸ではありませんでした。顔の造作も看板とはかなり違ひ。これはまさしく看板に偽りありぢやないかと、小学生がつかり。
 で、まあ、その女性ニシキヘビとたわむれたりしつつ、そして、あれはアオダイショウかな〜?そこそこの大きさがあります。
 え!?これを口に入れて鼻から出すの??と小学生次なる期待(そんなもんに期待するなよと思ひつつ、恐いもの見たさ?)
 結論から言ふと、鼻からはデマで、でも食べたんです。
 その食べ方なんだけど‥‥‥小学生の期待を見事に裏切ると言ふか、もつと現実的と言ふか‥‥‥
 飲み込むと思ふてたんですな。蛇を頭からごくごくずるずると。
 しかし、彼女はガシッ!と胴体に噛み付きブチッ!と食ひちぎつたんですわ。ブチッ!ブチッ!てね。がつかりと同時に蛇が可哀想‥‥‥(飲まれるのはいいんかい?)と思ひました。いまでもあのブチッ!の音は覚えてます。あ〜なんか思ひ出してたら気持ち悪くなつちやつた。う〜。
 なので、出掛けなきゃなんないし、つづく。
 予告も無し。

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