赤い衝撃でなくて「深い衝撃」 ― 2005年07月05日 11時40分09秒
やはりアニメーション関係者としては、これに触れとかんとな(?) ちなみにぼくは「赤い迷路」には、学生のエキストラで出たことがあります。 と、恒例の余談をして、まだ、情報が制限されてゐるんですかね?今朝のワイドショーレベルの映像データでは、よくわかりませんな〜。喜んでゐるNASAの職員だけが、空虚に笑へました。映画などで見ると当たり前だがストーリーの上に成り立つので感動できるけど、あの喜んでゐる姿だけ見ると、オイオイアメリカ人としか見えない。申し訳ないが。 しかし、360億円と言ふのは、安いんでないかい?とふと思ふ。もちろん、アメリカ国民にしてみればもつと他のことに使へよ。と思つてゐる人もゐるかも知れないが。何度も繰り返してすまないが、あの喜ぶ職員たちのゐた部屋。狭いと思ひませんでした?これ、結構安い企画だつたのではないか?と思はず思ひます(←?) 今後どんな映像データが発表されるのかわかりませんが、フォロー映像は絶対に撮影するべきだつたと思ふ。インパクターと同時に5〜6台のカメラを、それぞれの角度で打ち出し、ひたすらロングを撮るカメラ、トラックバックしながらズームインしてなるべくアップを取るカメラなどを配置して、映像収集をするべきだつたと思ふ。(やつてゐたなら、さすがNASAと思つてあげます)これだけ、特殊撮影技術(撮るためのね。合成技術でなくて)が進んでゐるのだから、出来ない筈はない。 「WATARIDORI」とか、「ミクロコスモス」を見れば、出来るでしょ!? 30年近く前、1977年の「カプリコン1」の空撮だつて相当なもんです。(わざわざこの映画のタイトルを出すところに意味?)あまりに、優れた映像を撮ると「でっち上げ」だと、また言はれてしまうので、わざとやらないのか?発表しないだけなのか?ワイドショーもネタが少ないもんだからイメージ映像とあの「喜びシーン」を繰り返すので、ますますチープに見えてしまいます。チープな360億円て‥‥‥、ちょっと待って‥‥‥、ホントに360億円なのかな?ハリウッドでそのぐらいの制作費の映画あるんぢやない? ならば、あのNASAのチープなセット(本物だけど)も頷けるか。 | ||
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地球に影響はないと言つてゐるけど、何故そんなことが言へるんだろ?影響があるとしても人間が滅びてからだから、大丈夫です。知ったこっちゃないですよ。とか、もう少し具体的に言つて欲しいな。 |
ロバートJ. ソウヤー ― 2005年07月06日 12時01分47秒
翻訳物が苦手だと前に書いたが、実はSFも苦手。翻訳物のSFはかなり苦手と言ふことになるかな。映画は大丈夫ですよ。つ〜か、SFアニメもやつたことあります。翻訳物SF小説のアニメ化作品もやりました。ただ、確かにSFですが、戦記物と言ふ感じでした。映画で言ふと「ハートブレイクリッジ」とか、「フルメタルジャケット」ね。あるいは南北戦争もので父と息子の話があつたんですが、タイトル忘れました。そんな感じです。 SF小説ですが、なんと言へばよいのか、科学度(?)が高くなると辛いのね。読んでゐて、何がなんだかさつぱり判らなくなつてしまうのだ。だから舞台が宇宙に出ると、大変よね。 いきなり勝手に引用すると、『通常の陽子は中性子がダウンクォークとアップクォークの組み合わせであるのに対して、この物質はマットクォークとグロシークォークからできてるの』なんてね。 マットクォークとグロシークォークは、作者の創作らしい。多分。 『バリオン物質、すなわち陽子と中性子からなる物質が宇宙の質量に占める割合が十パーセントに満たない(中略)二〇三七年に、偏在するタウ粒子ニュートリノにわずかながら質量が(中略)千分の三電子ボルトという質量が‥‥‥』なんてね。 でも、この小説は面白い。読み始め、少々、手こずつたが、構成の面白さと、興味ある展開で読めました。作者はロバートJ.ソーヤー。タイトルは『スタープレックス』(Starplex)内田昌之[訳]ハヤカワ文庫。ランズデールと共に、翻訳もの苦手人間の強い味方です。 それでも、いままでに読んだものは「地球で殺人を犯した宇宙人の法廷もの」とか、「地球人全員が未来のビジョンを見ちゃう話」とか(バリエーション豊富?)なので、SFSFした(ハードSFって言ふの?)小説は初めて。やや緊張気味に読み始めました。 この人カナダ人なのね。なるほど、今更だけど、何とも言へない平和感と人情感が醸し出されてゐる。 と、まあ、いい機会(?)なんで、カミングアウトせやうかな。充分してゐる感じもするが、そもそも『宇宙戦争』と『エピソード3』が、同時期に公開されてゐることがいい機会(!?)だつたんだよな。確か『未知との遭遇』と「スターウォーズ』も同じ時期に公開されたやうな気がするんだ。今回ほど同時ではなかつたけどね。『未知との遭遇』が春、『スターウォーズ』が夏ぐらい?もう何年前かしらね? でね、どう語つたらいいのか?ここは単刀直入に両作品とも好きでないのね。別に好き嫌ひはどうでもいいぢやんと思ひつつ、でも特に『スターウォーズ』は仕事(打ち合はせ等)でよく出てくる名前なのだ。で、みなさまごめんなさい。適当に口裏合はせてやつてきましたが、意見としては理解し充分反映して来たつもりですが、あの映画は好み外です。 困るのは『スターウォーズ』は超メジャーなんで、マスコミの扱ひにかなり問題があると思ふんだけど、『スターウォーズを嫌ひな人は世の中に存在しない』みたいな雰囲気があるのね。これはオリンピックとか、ワールドカップなんかもさうなんだけど、興味ない人もゐるのよ。その辺判つて欲しいな。 その辺、感心するのはトレッキーね。『スタートレック』のファンの方々。彼らは自分が特別(特殊?)だと判つてゐるのね。ぼくはとてもいい傾向だと思ひます。 で、仕事の話に戻ると、たとえ好みでない作品でも、あらゆる角度から参考にはなるので、結果としてはオーライだと思ひます。ぼくはデジタルリメイクした『スターウォーズ』も2本目だけは見たし、『エピソード1』も見た。多分『エピソード3』も見るのではないかなと思ひます。(逃すことは充分あり得るけど)なんでかな、やはり気になるので見るんでせう。『エピソード1』は少年のポスターがよかつたからね。ぼくは、さういふものに引かれて映画を見ます。だけど、『エピソード2』を見た記憶がないんだな〜。多分見てないんだらうな〜。 『スターウォーズ』だけサカナにしては不公平なので『未知との遭遇』にも触れませう。 前半は面白い。トリュフォーがすばらしい。後半もトリュフォーはいいけど、結果的に好み外の映画になつてしまつた。 『宇宙戦争』も逃さなければ見ます。 やっぱスピルバーグは『続、激突カージャック』でしょ。 ああ!それから『スタ』から、チューバッカは好きです。可愛いものね。 | |||
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う〜ん。肝心の『続、激突カージャック』が見つからない。まさか、見てない!? それからロバートJ. ソウヤーはホームページがあるみたい。http://www.sfwriter.com/英語だからぼくにはさっぱりですが‥‥‥。 |
けふは七夕 ― 2005年07月07日 09時27分02秒
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小さな願ひ ― 2005年07月08日 12時49分36秒
あ〜‥‥‥。 七夕の短冊が空しいぜ。
娘は今日から期末試験。
なんか言葉がないので、昨日紹介した『スタープレックス』より、また勝手に抜粋する。イルカと宇宙人の会話だ。
「地球の歴史は読んだ。人間はおまえたちが泳ぐ海を汚したり、おまえたちをとらえて水槽に入れたり、漁網でおまえたちをつかまえたりしたじゃないか」
ま、それはともかく、おいら懲りずに来年の七夕にも小さな願ひをしてやる! |
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