ナツ ― 2005年08月01日 11時27分25秒
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ある日、人見知りしない猫が現はれた。人なつこいので、ナツと名付けられた。うちの娘がつけたらしい。
我が家の中にも入つて来たが、先住猫のクーと仲が悪くケンカをしたある日、こたつの中で大ゲンカを始めたので、喧嘩両成敗で、均等に蹴り飛ばしたが、ナツは二度と我が家には入らなくなつた。クーは出て行かなかつた。お隣りにも先住猫がゐたのだが、どうだつたんだらう?
ま、とにかくかうして、ナツは、いつの間にか正々堂々とお隣さんの飼ひ猫になつてゐた。もちろん今でもやさぐれて辺りをほっつき歩いてゐる。
そのナツにコナツと言ふ敵が現はれた。命名はお隣りさんだ。 |
夏だから ― 2005年08月03日 10時15分50秒
海へ行つてきた。 エブリィは初高速。がんばつて走ります。 しかし、出掛けに失敗。ガソリンを入れてゐなかつた!空つぽ。高速に入る前にと、ガソリンスタンド探し。これが、意外とない!?大泉辺りをぐるぐる回つてしまつた。なるべく今いる場所のそばにないかなぁ〜と、うろつくのがよくない。多少遠くても確実に知つてゐる場所に行くとか、思ひ切つて高速の入り口変へるぐらいの気持ちの方が、いいのでは?と思ふ翌日このごろ。 と、無駄な時間を過ごした後、高速へ。 あれ? ご存知の方多いと思ひますが、大泉から外環道へ入ると、美女木ジャンクションに信号がある。高速道路に信号があるなんて!と言ふ信じられない事態なので、記憶は確か、何度も通りましたし。でも、それが、なくなつてゐる。いつ?大泉からは一本道なので、コースが変はるわけないんだけど‥‥‥。と、戸惑つたまま(きつと短期間のうちに変へたんだ!と勝手に解釈して走り続け(高速なんで止まれない。だけど、渋滞で止まつた)荒川沿ひの風光明媚な道を走り続ける。いい景色だなぁ〜。でも、こんなとこ知らないぞ‥‥‥。いつの間にか、つなぎ変へたんだな〜。素早いな〜。とか感心してゐると、湾岸直通と言ふか、京葉道路に入るにはエライ遠回りをせなあかん事態に‥‥‥。あれ〜? ま、仕方ないので、大して変はらんし、湾岸で千葉方面へ行きましたがね。 で、調べました。冷静に考えても見てよ。首都高速のコース大変更があつたとしたら大事件だよね。どうやらエブリィくんの走りに、夢中になつて美女木を過ぎて川口まで行つてゐたらしい。らしいと言ふか、間違ひない。 帰りは京葉から首都高へいつも通り来ましたもんね。池袋方面が異様に混んでゐたので、新宿へ抜けましたが。
んで、雷雨もあると言ふ予想の中、途中確かに『超局地的』『超一瞬の土砂降り』などに遭遇しましたが、海岸はよい天気。風が涼しく心地よいぐらいでした。平日と言ふこともあり(まさか休日も!?)千葉大網白里海岸は『ほどよい』海水浴客の数‥‥‥。おそらくご近所さんだと思ふんですが、幼児を連れたママたちが、結構ゐました。ま、公園へ行くやうなもんだろと勝手に決めました。日課です。そのうち公園デビューならぬ海岸デビューが、千葉のママの必須課目になるのでせう。
ところで、日本中から砂浜がなくなりつつある!と言ふニュースを見たばかりなので、気にしてみたのですが、う〜〜〜ん。白里海岸は(海そのものが)3年ぶりかな、人の数が少なかつたせいでせうか?砂浜が結構見えたので、わかりませんでした。観察眼が、いかんな〜。それよりも『海の家』が激減!してゐるのでは?と、その方が、気になりました。大丈夫か大網白里!きつと日曜は大混雑なんだよな!と誰にも届かない叫び。 |
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これ、前にも紹介した。ワイドラックスのフイルム装填ミスによるワイド感が増した(右だけ)映像ね。2000年です。レスキュー本部の前で、人少ないけど、両側に詰まつてるでしょ。ワイドなんで凝縮されちやうのね。
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こ、これ‥‥‥なんか寂しげ?砂浜狭い?い、いや、天気のせいでしょ‥‥‥。2002年だもん‥‥‥。 ま、いづれにしろ定点観測になつてないし、カメラ違ふし、砂浜の比較にはなりませんな。今年カメラ持つてつてないし‥‥‥。 昨今、カメラ持つて海岸うろつくと、まづいっしょ?カメラの向きが怪しいなんつって、通報されたりしてね〜。 さびしい‥‥‥。 |
ボスニアからジャマイカ ― 2005年08月05日 11時06分19秒
さる一日(ついたち)、映画の日なので、銀座へ。銀座シネスイッチ(シネスイッチを何気なく変換したら『死ねスイッチ』と出た。くはばらくはばら)で上映する作品の特別鑑賞券は、そこそこの値段なので、映画の日がいいのだ。ところで、正式にはシネスイッチ銀座のやうだ。 ライフ イズ ミラクル見ました。英語タイトルですね。セリフは、セルビア語?クロアチア語?ボスニア語??ムスリムとの言ひ回しの違ひなんかも、やりとりの中にあつた様子だが‥‥‥舞台はボスニアだらう。川を渡つてセルビアとか、言つてゐた‥‥‥う〜ん厄介だ‥‥‥と、もうなんつ〜か、『アンダーグラウンド』以来、気になつて仕方ないエミール クストリッツァの作品。『パパは、出張中!』がデビュー作なのかな?今回の作品は集大成な感じがすると言ふか、この人出身地はユーゴスラビア‥‥‥って、今、ねえよ。『アンダーグラウンド』のセリフで「かつてここに国があった」と言ふのが、忘れられない。だから、あきらかにコメディなんだけど、なかなか笑へないんです。この人の映画。でも、今回は笑つてしまつた箇所多数。やれやれ、突き抜けてしまつたのか?それとも根源まで戻つてきたのか? もう恥づかしいけど、仕方ないので、正直に書きます。この映画は一生に一度巡り会へるかどうか?って言ふぐらいな作品です。つ〜か、見ててさう思ひました。 だけど、あのよくわからない紛争(内戦?戦争!)がなければこの映画は生まれなかつたのだな、と思ふと複雑なものがあります。アメリカングラフィティしかり、ファンダンゴ(おっと、マイナー)しかり、いい映画が作るために戦争起こされても困ります。どうなるイラク。 なので、一生に一度とか言ひつつ、無理して見ることもないでせう。「ローマを見て死ね」みたいなもんか。
さて、そんなこんなで『ジャマイカ 楽園の真実』まで見てしまいました。これは、お勧めでなく、見るのは義務みたいなもんです。政治家には「時計仕掛けのオレンジ」の拷問みたいにして見せなければいかんのかも知れません。ま、いい結果は得られないでせうが‥‥‥と言ふぐらい策なしな映画でなくて現実。
ジャマイカと言へば、やはりレゲエなんだけど、ま、それはまたそのうち。 |
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