星戦争逸話弐2005年10月12日 13時12分46秒

 昨日書いたラクガキ。(ぼくは何の影響を受けているのかね?)

 娘は中間試験。勉強してゐるその横で父は「スターウォーズエピソード2」を見る。
 やはり見てゐないと結論を出し借りて来た。浅川マキ騒動で、久しぶりにTSUTAYAの空気を吸つたので、その気になったのだろう。
 まだ公開してゐるから、3も見るつもりで、借りて来たのだ。やはり続き物は順番に見なければね。
 以前スターウォーズが苦手だと書いた。でも気になるから見たいと。苦手といふことは、言い換えれば嫌いといふことなんだが、それには理由がある。
 だけど、その説明は後にして「エピソード2」は面白かった。なんだか『偉いな』と思った。実はかなり好感を持った。挑戦する姿が若いと思った。いはゆる守りに入ってないといふ事。これは凄いと思う。まあ、多額の資金を持ってすればこのぐらいの挑戦は楽なものよ。と見る事もできるが、正直物凄いチープだ!そのチープさをものともしないで、真正面から押し切る力(ちから)には、圧倒される。と、これは、画面作りとアクションシーンの事。
 お話は、よくも恥ずかし気もなくこんなシーンが作れるなと、あきれる部分あり。これには少々困った。
 と、同時にこれは大変複雑な話で、子供たちは理解してるのかしら?と思ってしまった。
 ぼくは、わかったかどうか自信がありません。
 苦手なので、いままであまり追求(分析)してこなかったことが仇となったのか。
 銀河共和国と言ってゐる(訳されてゐる?)が、まずこれがわからない。(恥を忍んで書いてますぜ)
 思うに今の世の中で考えると、共和国といふより「国際連合」に近いのでは無いか?前三作との時間軸を考えると「国際連盟」か。その内部に造反者がゐて、それを先読みした人がゐて、クローン軍団を発注したのか?いやいや、クローンの元になったとされる賞金稼ぎは、適役側だから、どうなのよ!?
 といふ具合に混乱してしまいました。
 ただ、ドキッとすることは、もしかして、それが「ただ戦争がしたいだけの黒幕の陰謀」を意味してゐるのだとしたら(まさかルーカスは『本気』なんだろうか?)そら恐ろしいほどに某国の軍需産業のあり方を描いてます。これは驚き。もしも本気だとしたら、見直さなくてはならない。ルーカスとは何ものなんだろう?
 確かにコッポラ、ルーカス、スピルバーグとならべると、ルーカスだけがオタク顔をしてゐない!
 でも、もしもそうだとしたら、どこで心変わりをしたのだろう?
 と、ここで、第一作の話をする。
 ぼくも御多分にもれず、スターウォーズは楽しみにした。公開前に気分は高まった。でも、大きいのはあの音楽だったと思う。非常によく出来てる。人々の気分を高める曲だ。
 そして、見たらレイア姫がチョメチョメだった。これで幻滅した若者は絶対に多いはずだ!仕方なくR2とチューバッカに感情移入して見た。そのせいか?
 面白いストーリーとは思えなかった。でも、楽しめる映画ではある筈だ。それなのに「何か」が引っ掛かったのだ。それは、ラストシーンで軍隊勢ぞろいした時に、感じる違和感だ。チューバッカの可愛い吠え声があることで、ごまかされるが、スターウォーズはあきらかに戦意昂揚映画だ。そもそも『星戦争』だもんな。
 そんな思いが浮かんでしまったのだ。といふのは、そもそも60年代末期から70年代のアメリカ映画といふのは、ベトナム戦争のおかげで、反戦といふか嫌戦気分の映画が多かったのだ。(もちろん好戦映画もあったが、世論が反戦映画を持ち上げた)
 そこに77年スターウォーズが飛び込んで来た。アメリカ人大喜び。だって戦争したいんだもん!!宇宙ならOKぢやん!ぢやんぢやんぢやん!と飛びついたのだ。
 ぼくも最初からスターウォーズが苦手だったわけではない。突然だがアカデミー賞も嫌いだったわけではない。むしろ映画好きとしてはアカデミー賞は要チェックだ。だけど、スターウォーズが多くの部門でノミネートされて「あれ?」と思ったのだ。作品賞こそ取らなかったが、アカデミー協会はこの作品にどうしても賞を上げたかったのだ。気持ちはわかる。ベトナム戦争で落ちた気分を盛り上げるのには最高の作品だったのだ。ぼくはこの頃はまだ、アカデミー賞の中継なんかも喜んで見てたので、この時も見た。(録画かな)その時のいまで言うセレブリティたちの様子を見て「あ、こいつらやっぱり戦争がしたいんだ」と思った。
 間違い無くこれを期に、その後アメリカ(ハリウッド)映画は正々堂々と好戦映画を作りはじめる。
 といふことで、もしもルーカスが戦争の原因は国にあるのではなく、チョメチョメ産業の『利益』の為にあるのだと描き切ったらそれは凄いことだ。絶妙な方向変換だ。過去は水に流して偉いと思う。
 でも、公開されてから世の中相変わらずだよね〜。

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