迫る猫2005年11月23日 17時14分44秒

 最近、主に仕事をする場所が変わったので、散歩する場所が変わった。
 とはいへ少しは人並みに仕事してゐる風になってきたので、散歩時間の確保がままならぬ。まだまだコース定まらぬままだ。
 まずはひなたぼっこするネコたちが目立ったので、写真を撮ろうと思ってゐるうちに、寒くなり、ネコ様たちの姿がなかなか見られなくなってしまった。時間帯が、ぼくとネコとで合わないのだ。こいつはやや残念。
 そんな中で、遭遇したとあるネコなんだが、年寄りでしかも人なつこいといふか、甘えたがりなのだらうか?そばへ寄ると、ミャアと言ひつつ自ら身を寄せてくるので、撮影のための車間距離!?がとれなくて困った。近すぎるとピントが合わないのだな〜。70センチまでは大丈夫なんだけど‥‥‥。
 ま、とにかくこのネコ様は、しゃがむと、カメラを構える間もなく、ヌミャ〜テテテと近づいてくる。「あちゃちゃ」とかいいながら、立ち上がり少し移動してまたしゃがむ。ヌミャ〜テテテと近づいてくる。「おっとっと」とまた離れる。ネコ、ヌミャテテテと来る。離れる。ネコ、ヌミャテテテ。「むむむ」とよける。ヌミャミャのテテテのテ。「なによなによ」と文句を言ひながら、離れる。ネコ、ヌミャァテテテと近づく。「速攻だぁ〜!」と、しゃがむや否やシャッター押すけど、年寄りとはいへなかなか素早いネコ様、ヌミャテテと隙を見せない!身体をなるべくよそへ向けてカメラだけ下げて隠し撮りしようとしてもなかなかうまくゆかない。
 と、しばし奮闘したが、仕事途中なので、いつまでもそんなことをしてゐるわけにもいかない。あきらめてさよならしたのだ。
 しかし、ついやってしまうのだが、正体不明のおぢさんが、ネコを見るたびに「ニャ〜」とか言ってあいさつするのは、怪しいと思うし、「ダメだ。近寄るな〜」とか、ネコ相手にジタバタしているのは相当変な光景だったろうな‥‥‥。

 ミャ〜とか近づいてくるので、人なつこい奴だと油断してゐるとどんどん接近してする。夕方でシャッタースピードも遅めだ。


ンミャァ〜と突進してくる。