足なが鳥 ― 2005年11月25日 10時29分26秒
先日『へえ〜へえ〜へえ〜』といふ番組を見てゐたら「鳩胸のハトがゐる」といふ『へえ』で、実際に鳩胸のハトの映像が流れた。出演者一同大ウケだったが、ぼくは見た瞬間「可哀想」と思った。とっても不気味に見えたのだ。案の定、品種改良されたハトだった。もっともかなり昔に品種改良されたようだが[胸をふくらますハトの習性を“生かして”改良された]そうだ。名前は忘れたが、いかにも不自然で、異様な姿だった。でも、スタジオは笑いの渦!やはり芸能人は神経が違うと思った。もっとも、そもそも改良した奴がいかれてゐるのだと思うが。 比較的好きな番組なのだが、この回は、このハトに関することと、10mの下敷きを作るくだりが、いただけなかった。たまにはこんなこともある。 もちろん品種改良されてしまったハト自身に不快感はなかろう。でも、どうしてもその不自由そうな不自然な姿は哀れに見えてしまった。少なくとも『餌が食べにくい。水を飲むと胸が濡れる』と言って“笑う”ことはなかろう。
さて、それはそれ。
ガグーといふ鳥です。ツル目の飛べない鳥。
この、窓からなんとなく外を眺めてゐる感じが、切ないような、何か考えてそうで考えてない茫とした様子で、愛らしい。 |
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