完全防備大作戦 その12006年02月11日 22時33分47秒

 今日はなんだか暖かかつたので、ややふさわしくない内容かも。
 完全防備とは、防寒のことです。だから、ややふさわしくないのね。
 さて、スクータースカラベオを買つた時から、冬にはこれだと決めてゐたのもがある。(ちなみに本国イタリアのホームページを見ると、スクーターのコーナーにスカラベオはない!スカラベオはスカラベオといふ独立したコーナーがあるのだ。凄い!)
 それが写真のレッグカバーだ。
 普通二輪にはつけられないだらう?
 通常冬場は、ズボンの上に防寒用のズボンをさらにはくのだが、これが、かなり面倒なのだ。仕事場へ行つては脱ぎ、ファニレスへ入つては脱ぎ、映画館へ入つては脱ぎ、ちよつと本を買いに脱ぎ、写真撮影に降りて脱ぎ、銀行で脱ぎ、交差点で脱ぎ、信号で脱ぎ、女子校の前で脱ぎ、と、ヤバいおぢさんになつてしまうのだ。実際、ロイヤルホストのカウンター席でおもむろに脱ぎ、ウエイトレスを焦らせた事がある。
 だからと言つて、横着して、少しぐらいいいやと脱がないでゐると、どんどん蒸れてきて、もんわりと熱がこもつてしまう。その汗ばむ下半身で、再び走り出すと、異様に湿つぽく冷えるのだ。
 といふわけで、レッグカバー。これさえあれば普通のズボンで大丈夫なのではと期待は広がる。
 で、昨年11月末に装着。
 これ、どうやつて装着するのかなあ?と思つてゐたのだが、さすが!豪快にボディに直接、マジックテープをべたりと貼つて、つけるのだ。一応鍵のリングも付いてゐて、盗難防止?にもなつてゐる。驚ろくほどの軽さである。
 腰とベルトで固定して、足は隙間から出す。(でないと困る)
 防風効果は充分である。さすがに隙間から風が入るが(当たり前だ)直接吹き付けてくる風ではないので、まあ、普通に外にゐるのと同じだと思へばいい。風の日にバス停で待つよりも楽かも知れない。
 しかし、見た目の通り横風はくらう!いかな隙間が開けられてゐるとは言へ、そこをヒューヒュー抜けてくれる風ばかりではない。
 それさえ堪えれば、あとは快適である。
 もちろん乗り降りは多少手間がかかるが、たいしたことではない。足にカバーをかけたときには気のせいか、心なし暖かく感じるぐらいである。
 しかし、本気の冬は寒い。
 まだまだ、防寒防風大作戦は序の口だ。