完全防備大作戦 その3 ― 2006年02月14日 22時54分36秒
この大作戦もいよいよ3回目。いよいよも何も無いが、一体どうなつてゐるのだ東京の2月!けふは暖かいどころか、完全防備で走つてゐたら汗ばむほどだつたぞ!?こんな折り防寒についてあれこれ書き連ねてゐるとは、自然の織りなす術(すべ)との間の悪さを感じずにはゐられない。自分の位置づけを再確認できるけふこの頃.。
それでも、予告通りその3。 | |
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なんとも納まりが悪く、ブレーキも握り難い、ウインカーにいたつては「エイッ!」と親指を押し込まねばならない。さらに消すのが厄介で、スイッチの上に指を持つていくのがこんなん極まりない。 なので、あつさり断念。今一緒に仕事をしてゐるオークマウンテン君に「使へたら使つて」と上げてしまつた。やはり窮屈なやうだが、ノーマルグローブで使つてゐる様だ。 それで、インナー着用に戻つたのだが、一度挫けた心はなかなか復活しない。と、同時に顔の冷たさが耐えられなくなり始めてしまつた。手袋を我慢だから顔は守るぞ!と、ヘルメットのシールドを変へる事に。ぼくは目が出気味!?なので、冷風が眼球に直接当たるのだ!顔よりも何よりも目がしんどい。悲しくも可笑しくもないのに涙が自然と出て来て、さらに冷たくなるのだ。ゴーグルにしてもすきま風が眼球を這ひ同じ事になる。 さて、それで、初めて見たとき、なんてかつこ悪いんだと思つたのだけど、背に腹は変へられず、顔は後頭部に変へられず、このバブル型といふ奴にする。 | |
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なんと、これが素晴らしい!驚き。見るからに防風面積が違ふのだが、大きく前に張り出してゐるからなのか、曇りにくいのである。これには感激。だてにかつこ悪くない。強いて言へば、顔がかゆいときに手が突つ込みにくいのが僅かな難点。すつかり気に入つてしまう。 そこで、気を良くして、手袋再挑戦。 Sで、そこそこのデザインそこそこのゴツい奴を見つける。 少なくとも、サイズはぴつたり。 | |
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でも、ダメだつた。サイズがぴつたり過ぎたのか!?手が手袋の中で身動きできない!? 操作困難。ブレーキを握るのに、完全に手を放して腕を動かして指を引つ掛け手前に引く!ウインカーも同様。親指を横に突き出し「うっしゃあ!」と腕で押し込む。これは大変な事なのだ。つまり右折は出せるけど、左折の合図を出すのは至難の技!家から20メートルほど進んで恐怖で戻りました。 品としてはかなりいい手袋なのだと思ひます。しかし、ぼくの手にはね〜。 と、インナーの日々は続く。 そして、また後日。何を思つたか、忍者マスク手に入れる。 | |
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せめて頭部完全防備だ!で、ついでに、ダメもとで再度再度手袋コーナーへ。
そしてこれを見つけました。 | |
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サイズはMです。少しだけ指先余る。なんとなくフリースでは防風効果は期待できないのではないかと思ひましたが、はめ心地があまりにもよかつたので、これが最後!と決めました。 これが、よかつたのです。心配した防風効果もかなりあります。内側の構造がよいのでせうね。唯一の難点は、中がすべすべし過ぎてゐて、手のひらがずれる事です。これはぼくの手のサイズの問題でもあるでせう。 ともあれ、これで、ぼくの完全防備大作戦はなされたのであります。めでたしめでたし。 | |
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フル装備。おかぴに撮つてもらいました。自分ではわからない。端から見るとかなり大げさです。ロシア遠征って感じ? それから、ちやんと洗つてから撮つてもらうべきだつた。2週間ぐらい前に世田谷でなぞの雨に降られてかなり汚れてゐる。 | |
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ところで、このSサイズ防寒手袋。欲しい人があつたら差し上げます。このまま暖かくなつてしまつたら今年はもう不要ですが、いづれ役に立ちます。おそらく男性は無理ではないかと思ひます。ファッションを気にしない。実利優先の女性向きではないかと。但し握力は必要です。コメントに欲しいと言つてくだされば、連絡取ります。先着一名様。 |
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