またしても戦闘機2006年03月11日 22時57分00秒

 朝、例によつてザッピングしてゐた。wowwow にしたら、モノクロの映画で丁度ドイツ空軍が出撃するところだつた。(実はドイツ軍ではなかつたのだが)
 古い映画だ。映画のどの辺かもわからなかつたが、なんとなくしばらく見てゐた。すると延々空中シーンが続き、しかも、セリフがほとんどない。第一次世界大戦の空戦なので、通信機能がない。ウィ〜〜〜ン、ダダダッダ、パスパスパス、ジョジョジョジョ、ボカ〜〜ン、ニュギギギととにかくひたすら続く。なんだろこれは?と気になつてザッピングを続けられなくなつてしまつた。空中シーンは結構丁寧で、実写と、ミニチュアと、スクリーンプロセスを駆使してひたすら(ついつい「ひたすら」と言ひたくなる)作つてある。モノクロのおかげでスクリーンプロセスも違和感無い。ロングとアップが、ひたすら繰り返され、パイロットの演技は無声映画を思はせる動きだが、面白い。しかし、敵も味方も全くわからず、何が、どうなつてゐるのかさつぱり要領を得ない。
 部屋を出たり入つたりしながら、これを垣間見てゐたおかぴも「これなに?記録映画?」と思はず聞いて来た。「いや、記録映画だつたらもつとセリフ(ナレーション)が入るよ」と答える。
 さうかうしてゐるうちに、とある機が撃墜され軟着陸して、パイロットが助けられる。
 と、実は、助けられたのではなく、捕まつたのだとわかる。ドイツ空軍だと思つてゐた編隊は、イギリス軍の作戦だとわかる。(まあ、スパイなんだけど、これ許されるのか?)最初から見てゐれば、迷ふことはなかつたと思ふが、ドイツ映画だと勘違ひしたまま、その割にはドイツ軍人の描き方が漫画っぽいなと思ふ。
 と、実は実はもうラスト近くで、イギリス人が主人公だとわかつてすぐに映画は終はる。
 映画のタイトルは「地獄の天使」1930年。ハワードヒューズの映画だつた。さういへば最近、レオさまの映画があつたなあと思ふ。飛行機好きのハワードヒューズの映画だ。見てないから内容は判らない。
 繰り返すけど、演技はオーバーで漫画っぽい。時代のせいだけとは言へないかも知れない。でも、空中シーンはよかつたと思ふ。でも、もう一回ちやんと最初から見直したいとはあまり思はない。
 戦闘シーンが「ひたすら」続くところが「ブラックホークダウン」を思ひ出させた。