花咲か2006年03月22日 22時54分10秒

 宮川泰といへば、いろいろ意見はあると思ふが、なんと言つても「ワンサくん」だ。
 ぼくは「音楽関連ものアニメーション」に数多く関はつてきたけれど、「ワンサくん」は目標ではなく聖域だ。「ファントムオブパラダイス」はパクれても「ワンサくん」はパクれない。すでにパクりとパロディを越えたオリジナリティの総花として結集結実した触れることのできない牙城なのだ。『ここ掘れメガネ(はなさかメガネ?)』は古今東西いかなるミュージカルのなかでも最高のシーンだし、ミュージッククリップとして独立性もある。
 と、あげつらつてもどれだけの人が知つてゐるだらうか?
 実はぼくも知らなかつたので、大きなことは言へない。この作品を知つたのは、エキストラ生活を終える頃とあるサークルに参加したことがきつかけだ。集ふことが苦手だつたぼくが、社会勉強のためだと思つて参加したのだ。(今風に言へばオタクの集会だつたのかも知れない)そして、西武池袋線富士見台の虫プロの編集室に眠る数々の名作を見せていただいた。その中でも「ワンサくん」は衝撃だつた。ミュージカル嫌ひのぼくを感嘆させたんだからすごい。アニメーションおそるべしと思つた。<それが、アニメーションの仕事をするきつかけになつたとは言はない。仕事選びに関してはもつと否劇的(悲劇ぢやないよ)だ>
 それまで宮川泰の名前も知らなかつた。アニメーションで宮川泰と言へば「宇宙戦艦ヤマト」が有名だと思ふが「猿の軍団」の裏番組だつたから眼中外だつた。<そのせいでアニメーション界に入つてから、しばらくは肩身の狭い思ひをした(!?)>
 とまれ、歌を歌ふか。
 ♪う〜ら〜っのはったっけっでメガっネ〜なく〜♪
 ♪しぉ〜じぃ〜っきぢ〜いさんほったらっぶあ〜♪
             (ジャスラック無申請)