Film Flam Man2006年03月23日 23時08分56秒

 ほとんど恐いもの見たさといふ感じなんだが、子供の頃に映画の感想をだらだらと書いたノートを読む。はつきり言つて自虐的行為ともとれるが、公開する。
 ディズニーものはテーマとしてしばらく続けるつもりだが、今回は違ふ。
 テレビで見たものだ。
 拾い物と呼ぶにふさわしい、無名傑作品だ。いまだに無名のままだと思ふ。その後、不特定多数の人々の会話の中で出たことがない。ぼくも、その後見てゐないし、そもそもタイトルにお目にかかつたことがない。DVDも出てゐないのではないかと思ふ。今、ざっと検索したところ出てゐなささうだ。監督はアービンカーシュナーといつて確か、スターウォーズの2作目の監督だ。当然スターウォーズよりもかなり前の作品だと思ふ。雲泥の差で、こちら『恋とペテンと青空と』が面白い。まあ、はつきり言つて大変ダサイ放題だが、テレビ放映用ではなくて、公開時タイトルだ。公開してゐたことは知らなかつた。
 さて、自虐開始。なるべくそのまま書き写す。

(はじめ)
恋とペテンと青空と
 これは楽しい映画であった。まず、はじまりかたが気にいった。イントロの途中から、あのジェリーゴールドスミスのなんともいえない音楽が流れてくる。そして、物語である。これはまたゆかいでおもしろい。マイケルサラザンとジョージC.スコットのコンビのかなでるメロディーがとてもほのぼのとして、ゆかいで楽しい。あの大追跡シーンはすごかった。凄いのおかしいのって、おかしなおかしな大追跡やゲッタウェイの追跡シーンににたところがあった。しかし、この名もしられていない映画にまさかこんなにすごい追跡シーンが出てくるとはおもわなかった。
 しかし、この物語、ゆかいなだけではなかった。マイケルサラザンがジョージC.スコットに会い、ペテンの相棒をやらされる。マイケルサラザンもこころをいためながらも、やる。しかし、途中で女の人にあい。その人の親しい(「優しい」だと思ふ)心のためにいけないことにきずき(気づき)自分はつかまろうと思う。しかし、ペテン師であるジョージC.スコットが、なにか、人間味をもっていることに気づき彼を助けようと必死になり助ける。そして、ジョージC.スコットはまた青空のもとをさすらいの旅。ペテンをやりながら、しかし人間らしく生きていく。どこか、魅力のあるストーリーである。そのかもしだすムードはジェリーゴールドスミスの音楽が大変、貢献をし、感じのよいっ南部の牧歌的ともいえるようなものであった。
(おわり)

 なるべくそのままといふよりもほとんどそのままになつてしまつた。
 文章のつながり方が、不思議で、意味不明なんだけど、自分の書いたものだから何故か解つてしまうといふ厄介な事態に(今もずるずるとつながる文章を書いてゐる)なつてしまい、いぢるのが困難だつた。せめてもう少し漢字に変換するぐらいしてもよかつたのだが、このへんてこりんさに愛着を感じてしまつた!?これは自己愛か‥‥‥‥。
 ところで、DVDは出てゐないやうだが、CDは出てゐる。2種類発見してゐて、写真は先に見つけた方だ。『あっ!』と声を上げて即購入したが、これは大変録音が悪く。存在だけに価値があるCDだ。その後、しつかりした録音のものが出た。
 ジェリーゴールドスミスは「いけいけアクションスペクタクル系」のイメージが強いが、ぼくにとつては上の文章でいふ「なんともいえない音楽?」「南部の牧歌的ともいえる??」の印象の方が実は強い。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック