旋盤工2006年07月13日 23時25分35秒

 ブラッドアンダーソン監督の『マシニスト』見る。
 マシニスト?何の事だか解らなかつたので、調べました。
 machinist(名詞)機械工。
 なるほど‥‥‥つ〜か、カタカナで書くと意味深でより解らないと思ふ。
 主人公がそんな工場で働く人なのだ。ご存知かと思ふが大変危険な機械を使ふ仕事で、それが針のやうな緊張感を醸し出してゐる。
 主役の人はクリスチャンベイルといふ人で30キロ減量して撮影したと。
 方法は絶食のみ。減量前がよくわからないので、比較できないが、その細さは圧倒的迫力。(減量前が解らないといふのも失礼。どこかで見たことがあると思つてゐたら『リベリオン』の人。ストイック&クールガイだけど、切なさ満開の心情変化がゾクゾクした映画だつた)
 役どころは、一年間眠つてない人。もちろん理由はある。このネタバレはしたくない。とにかく緊張感溢れる凄い映画。
 ブラッドアンダーソンの映画はおそらく全部見てる。多分3本しかないから。
 前作『セッション9』も神経にくる際どい作品だつたが、デビュー作と思はれる『ワンダーランド駅で』は、切なさ緊張感はあれどふんわりとした雰囲気に浸れる映画だつた。今のところ一番好きかな。(『マシニスト』は、シビアなんで、好き嫌ひでは‥‥‥)
 アメリカが舞台であるにも関はらず、全然アメリカらしくない雰囲気が特徴になつてゐる。全編に流れるボサノバの影響だと思ふが、空気感も違つて見える。撮り方の差か?『セッション9』の舞台はどこだつけ?カナダ風だつたかな〜?つまりこれもあまりアメリカを感じさせない雰囲気だつた。
 そして『マシニスト』の風景はといふと、やはり不思議な感じ。どこ?とか、思つてゐたが、メイキング見る。スペインで撮影したとのこと。
 小道具の一つ一つ徹底的にこだわつて、ロスに見せたとのことだが‥‥‥、まあ、実際問題ぼくロスへ行つたことないし、映画テレビの映像でしか知らないけど、いつものロスと違つてたな(!?)
 でも、絶対にそれが『いい』のだと思ふ。作品の雰囲気を最大限に引き出してゐる。

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