西部劇2006年08月24日 23時29分59秒

 とにかくなんだか西部劇が見たくて『プロフェッショナル』借りて見る。
 まあ『プロフェッショナル』は西部劇としてはやや異質かも知れない。時代は1917年前後で、メキシコでパンチョビラとともに戦つたアメリカ人!が主人公なのだ。舞台の大半はメキシコといふことになる。そもそも一口に西部劇と言つてもなかなかに幅広く定義はむづかしい。
 でも、とにかくぼくは幅広く西部劇が好きで(今となつては困つたもんだと思つたりもする)古典からマカロニウエスタン(これだつて今では古典か!?)黒人ばかりのブラックウエスタン(マカロニにくらべればこちらが正統かも‥‥‥)まで、OKなのだ。
 あえて話をそらす。何故困つたものかといふと、やはり、時代とともに変化してきた『正義感』みたいなものが、感じられてしまうことがある。インディアンをネイティブアメリカンをいふべき時代に、素直に見られないものも多々ある。そしてまたカウボーイ大統領のおかげで‥‥。
 大好きな作品とは言はないが『真昼の決闘』といふゲーリークーパーの作品があつて、それが、なんとあのおとぼけコンビの友情の始まり?らしくて「あんたは、一人で悪漢たち戦うあの保安官だ。私は最後まで共に戦う」と言つたとか言はなかつたとか?
 そもそもあの話は、辞めるつもりだつた保安官(主人公)が、悪漢たちが復讐にきたので、止める街の人の言ふことをきかず再びバッヂを胸に迎え撃つた(実話らしい)といふものだ。街の人は大人しくさつさと新婚旅行(結婚引退?するつもりだつたらしい)へ出かけて波風たてずに済ませたかつたといふのが本音で(優しさでもあるが)いざ死闘が始まつてからは、非協力的だつたのだ。
 う〜ん。遠い記憶だけで書いてゐるので、だんだん自信がなくなつてきたが、とにかく、ラストは(ネタバレですぜ。古典だし)そんな臆病で非協力的な街の人たちに愛想をつかした主人公は「ケッ二度と守つてやるものか」ってな気分で(セリフで言ひはしない)バッジをぽとりと捨てて街を出てゆくといふものだ。記憶に間違ひがなければ‥‥‥。
 だからどうだつて言はれても困るが、それで意気投合したっつ〜のはね〜。

 と、さんざんいつもの横道へそれた。

 で『プロフェッショナル』だ。実は、変化球かも知れないがクラウディアカルディナーレも出てゐるので、これにしたのだ。
 さらに実はたいして面白かつた記憶もないのだ。
 でも、これにしたのだ。見たのだ。まあ、そこそこ面白かつたぞ。
 ただ、大画面で見たらいんだろな〜といふ場面が続出だ。うれしいやら残念やら。
 いきなり始まり、四の五の言はずに展開するが、全体にふんわりしてゐる。バートランカスター、リーマービン、ロバートライアンといふうれしい役者がそろつてゐるが、ロバートライアンは、数合はせ的だ。4人のプロの話だが、2×2で、脇役のもう1人、ウッディストロードは、特徴があつて得だつた。
 とにかく今のアクション映画にならされてしまうと、派手さもテンポも物足りないか?
 と、しかし、山場のシーンに至り(バートランカスターが1人でがんばり始める)いろいろと背景が語られはじめ、なんだか切なくなつてくるのだ。実はあんまり覚えてゐない。子供の頃は、あまりよくわからなかつたのか?
 例の映画ノートを開いてみると『最後の悪役どんでん返しは、申しわけ的で、ちょっと軽い』と書いてある。解つてなかつたやうだ。

 実は(けふは「実は」が多い?)次の西部劇も借りてきた。
 今度はマカロニだ。しばらく続けるつもりなのだ。この次は真ん中(古典?正統派)に行つてみやうかな。