俺たちガンマン稼がなきゃ2006年09月07日 23時22分48秒

 俺たちっつ〜ぐらいで『ガンマン大連合』です。
 でも、内容的にいふと連合ねえ?てな感じです。
 ま、とにかく内容はさてをき、テーマソングが凄すぎ!
 エンニオモリコーネですが。作詞は誰なんだろ?サビはタイトル『 VAMOS A MATAR COMPANEROS 』だと思ふ。
 字幕を見ると『殺(や)っちまおう 殺っちまおう 同志たちよ』と歌つてる。バモスといふのはホンダの軽自動車にその名があつて『さあ行こう!』見たいな意味らしいから(そしておそらくMATARは英語のMURDERに当たるのではないかと勝手に想像して)この訳はほぼ直訳で、しかも曲調にあつた名訳ではないかと思ふ。日本語字幕は中津山けいといふ方。
 で、繰り返すが作曲はエンニオモリコーネだが、メロディとコーラスの雰囲気が、天井桟敷(寺山修司!音楽は主にJ・A・シーザー)を彷彿とさせる。
 映画の制作年は1970。天井桟敷と重なる。
 ぼくは小屋や舞台にあまり興味がなかつたけれど、寺山修司は映画も作つてゐるので、見てるし、サントラ『書を捨てよ町へ出よう』『田園に死す』と2枚持つてた。好みからいふと『田園に死す』だが、ガンマン大連合的音楽は『書を捨てよ町へ出よう』の方だ。
 元気団員が居並んで声を限りに叫び歌ふ姿が目に浮かぶ。
 思ひ起こしてみれば、あの頃の日活映画にも、そんな感じの音楽があつたなと思ふ。時代なんだな。きっと。
 メロディだけだと、さほどでもないのだが、混声コーラスが、醸し出す勢いといふか、匂ひ、味、空気感が天井桟敷もマカロニも時も越えて降り注ぐ。『同志』といふのがまた切なくもほろ苦くしみる。
 そんな音楽が全編を通して流れ続けるこの映画は凄い。
 例によつて何が大連合かさつぱりわからないし、この邦題はやや固いと思ふけど『殺しに行こう同志たち』では、確かにあんまりだ。マカロニウエスタンとしてはこれくらいの邦題がいいのだらう。
 主演はフランコネロ(スウェーデン人の役!?)トーマスミリアン(この人のことはよく知らない。純朴なアホっぽさの演技が、良き微笑みを誘ふ)、フェルナンドレイ(スペイン人だと思ふ。名画から安物映画まで、仕事を選ばない名俳優だ!)そして、顔が命のジャックパランス!(この映画では、怖い顔といふよりもどこか病的(狂気系でなくホントに病気)な感じで、気持ち悪く熱演)それから『カメ!(小型、お祭りで売つてゐるミドリガメみたいな奴)』(「何故こんなところにゐるのだらう」といふ、説明(言ひ訳?)付きで登場。重要な役割をする)う〜ん。凄いぜセルジオコルブッチ!(監督です)
 てなわけで、細かい内容にはふれず(いつものこと?)に、面白いとだけ書いてをく。

 あっと、タイトルも歌詞の一部です。