鋭意スキャン中 ― 2006年10月03日 22時04分29秒

別に皇室オタクではないのですが、先日(9月30日、土曜日)『旧朝香宮(あさかのみや)邸のアールデコ』へ行つて参りました。
白金!の東京都庭園美術館(つまりこの美術館そのものが旧朝香宮のお屋敷です)で、10月1日まで[小客室新規公開]といふことで、ぎりぎり滑り込みで見に行きましたのさ。日曜は少々スタジオへ行かねばならなかつたので、けふしかないと土曜日に参上。
お昼少し前に着いてなんか食べてから入らうかどうか迷つたのですが、とにかく入りました。そこそこ見学者がゐて、結構皆さんくるんだな〜。なんて感心してゐたのですが、午後になりどんどん人数が増え、結構どころぢやない!壁が見えないくらいの人だかりになつてしまいました。先に入つてよかつたと思つた次第。
今回、何故行つたかといふと、全部ではないけれど写真撮影がOKだつたからです。なので、久しぶりにカメラ3台かついでお出かけ。
ただ、まあ、そりゃあ間違ひなく室内なわけで、そんなには撮れないだらうなあと期待は薄く。ストックの35ミリ1600を1本(コンタックス用、1本しかなかつた)予備で400(室内は苦しいと思ふ)を1本。それから、ブローニーフイルム800を5本(珠江とフジペット用)持つて行きました。
さて、まづは外観の感想。
正直言つて普通!(己の芸術センスの問題でせうが)風情よりも事務的味気なさを感じてしまいました。神戸横浜の洋館とは違ひますな。(映画『太陽』の天皇の研究所に似ております)規模は違ひますが、帝国ホテルなど大きめの西洋建築物と同系でせうか?
これは、GHQの接収を免れた戦前のままの由緒ある建物といふことで価値はあるとのことです。それはいいね。それは価値だと思ふ。
で、中。小物もたくさん展示されておりましたが、ぼくの目的は部屋を見る事。いやあ、なかなかに見応へのあるお部屋たち。油絵の壁、ガラス細工(エッチング?)のドア、金属の彫り物の壁、階段の手すりに埋め込まれたブロンズ細工。高い天井。古風なドアノブ。あれこれあれこれ。あれやこれ。
ぼく、美術館で絵画や彫刻見るの苦手なんだけど、これはいいな〜。個々の展示品がどうこうでなくて『全体』だもんな。
といふことで、ほとんど絞り開放でシャッタースピードも1/30や1/60ぐらいの遅さで(最近1/30だと、結構ブレてしまう。歳!?)ファインダーが暗いので、ピントも合はせづらかつたけど、思ひの外撮りまくり。(感度1600が1本しかなかつたのが残念)危うく撮影禁止場所でも撮りさうになるぐらいの勢いでした。
でも、先ほど書いた通り人が増え、多少は対比人物がゐてくれた方が、好きなんですけど(大きさが判るから、ロケハン気質!?)壁が見えないくらいに人だらけでは、写しやうもない。外へ出て庭園を撮影しておしまい。
帰りにシロガネーゼ気分でカレーセット!?(値段は普通でした)
といふことで、意外な枚数になつたネガをスキャンしてます。けふの一枚はフジペットで撮つたもの。このカメラは首から下げてゐると、シャッターセッティングが、勝手にバルブ(シャッターを押してゐる間ずつと開く)状態になつてしまつたりするお楽しみカメラ。今回は室内が暗いためバルブの方が明るさは確保出来るが、当然ぶれてしまう。そのわりにはぶれ具合が少ない逸品。
一階の大食堂の暖炉とその上の壁画(ライオンさんの口から水が流れ出てゐる絵。白鳥が泳いでおりますな)です。
この「ほわん」としたぶれ具合が気に入つたの。これから、数日に渡り撮つてきた写真を発表!してゆきますが、こんなんばつかりです。ちゃんと見たい人は、書籍等を探した方がよかです。
あ、それからもう一つ。うつかりといふか残念なのは、パノラマカメラを持つて行かなかつたこと。
う〜〜〜。
白金!の東京都庭園美術館(つまりこの美術館そのものが旧朝香宮のお屋敷です)で、10月1日まで[小客室新規公開]といふことで、ぎりぎり滑り込みで見に行きましたのさ。日曜は少々スタジオへ行かねばならなかつたので、けふしかないと土曜日に参上。
お昼少し前に着いてなんか食べてから入らうかどうか迷つたのですが、とにかく入りました。そこそこ見学者がゐて、結構皆さんくるんだな〜。なんて感心してゐたのですが、午後になりどんどん人数が増え、結構どころぢやない!壁が見えないくらいの人だかりになつてしまいました。先に入つてよかつたと思つた次第。
今回、何故行つたかといふと、全部ではないけれど写真撮影がOKだつたからです。なので、久しぶりにカメラ3台かついでお出かけ。
ただ、まあ、そりゃあ間違ひなく室内なわけで、そんなには撮れないだらうなあと期待は薄く。ストックの35ミリ1600を1本(コンタックス用、1本しかなかつた)予備で400(室内は苦しいと思ふ)を1本。それから、ブローニーフイルム800を5本(珠江とフジペット用)持つて行きました。
さて、まづは外観の感想。
正直言つて普通!(己の芸術センスの問題でせうが)風情よりも事務的味気なさを感じてしまいました。神戸横浜の洋館とは違ひますな。(映画『太陽』の天皇の研究所に似ております)規模は違ひますが、帝国ホテルなど大きめの西洋建築物と同系でせうか?
これは、GHQの接収を免れた戦前のままの由緒ある建物といふことで価値はあるとのことです。それはいいね。それは価値だと思ふ。
で、中。小物もたくさん展示されておりましたが、ぼくの目的は部屋を見る事。いやあ、なかなかに見応へのあるお部屋たち。油絵の壁、ガラス細工(エッチング?)のドア、金属の彫り物の壁、階段の手すりに埋め込まれたブロンズ細工。高い天井。古風なドアノブ。あれこれあれこれ。あれやこれ。
ぼく、美術館で絵画や彫刻見るの苦手なんだけど、これはいいな〜。個々の展示品がどうこうでなくて『全体』だもんな。
といふことで、ほとんど絞り開放でシャッタースピードも1/30や1/60ぐらいの遅さで(最近1/30だと、結構ブレてしまう。歳!?)ファインダーが暗いので、ピントも合はせづらかつたけど、思ひの外撮りまくり。(感度1600が1本しかなかつたのが残念)危うく撮影禁止場所でも撮りさうになるぐらいの勢いでした。
でも、先ほど書いた通り人が増え、多少は対比人物がゐてくれた方が、好きなんですけど(大きさが判るから、ロケハン気質!?)壁が見えないくらいに人だらけでは、写しやうもない。外へ出て庭園を撮影しておしまい。
帰りにシロガネーゼ気分でカレーセット!?(値段は普通でした)
といふことで、意外な枚数になつたネガをスキャンしてます。けふの一枚はフジペットで撮つたもの。このカメラは首から下げてゐると、シャッターセッティングが、勝手にバルブ(シャッターを押してゐる間ずつと開く)状態になつてしまつたりするお楽しみカメラ。今回は室内が暗いためバルブの方が明るさは確保出来るが、当然ぶれてしまう。そのわりにはぶれ具合が少ない逸品。
一階の大食堂の暖炉とその上の壁画(ライオンさんの口から水が流れ出てゐる絵。白鳥が泳いでおりますな)です。
この「ほわん」としたぶれ具合が気に入つたの。これから、数日に渡り撮つてきた写真を発表!してゆきますが、こんなんばつかりです。ちゃんと見たい人は、書籍等を探した方がよかです。
あ、それからもう一つ。うつかりといふか残念なのは、パノラマカメラを持つて行かなかつたこと。
う〜〜〜。
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