書き初め2007年01月04日 20時18分09秒

 正月なんで、書き初めをしました。
 半紙でなくて動画用紙(アニメーション用のタップ穴の空いた上質紙!)ですが。
 と、言つてもこれはボツ分。採用分はもう制作に渡してしまつたので。
 まあ、ボツとかOKとか言つても自分で勝手に決めてる訳なんで。
 つ〜か、そもそも書き初めにボツもOKもないもんですな。
 これは、今作つとる作品中に出てくるいかがわしい古文書のタイトルです。7世紀のシルクロードにカタカナがあつたとは知りませんでした!?
 てな感じなんですが、正月の仕事場の話。
 スタジオは12階だて(11階だつけ?)の2階にあるのだけど、不思議な事に、昨日は廊下の電気がついてゐたのに、けふは消えていた。トイレの電気もきえたまま。昼間は薄暗い程度でいいのだけど、夜のトイレには参つたな〜。真つ暗よ。深夜のお寺より真つ暗。暗闇の中にぼんやりと白く霞むチューリップ。狙ひ定めて放ちます。陶磁に当たる水音だけが頼りなり。当たりどころが悪ければ、ふと足元に感じる温かなしみ込み。
 なんてことにはならなかつたけど、忍び寄る怪しげな影があつても見えない感じない暗がりで無防備になることの不安と快感。お試しあれ。