ミュージシャン映画2007年04月07日 23時12分37秒

 ミュージシャン映画。例えば『恋人たちの曲/悲愴』なんてのもそうか。これ原題も『The Music Lovers』なんて、勘違ひしさうなタイトルなんだが、油断は禁物といふか、禁物どころではない『恋人たちの曲』と『悲愴』とどちらが正しいかと言ふと間違いなく『悲愴』の方で、もちろん『悲惨』でもいい。
 チャイコフスキーとその周りの人々の壮絶な物語だ。
 まあ、これはクラシックミュージシャンといふことになるが、今回お題にしたいのは『ウォークザライン』ミュージシャンはジョニーキャッシュだ。
 これも見逃してゐて、DVDレンタルしたのだが‥‥。
 なんで見たがるかな〜。全くミュージシャンて奴は新旧関はらず破滅型!?
 以前『ふかわ!?ザ!ブライアンジョーンズ ストーンズから消えた男』なんてのにも触れたことがあるけど『ドアーズ』もさうだつた。
 結構見てゐると辛くなつたりもするのだ。
 見なきやいいのにとも思ふが、ついみてしまうのだな〜。
 まあ、ジョニーキャッシュは立派に立ち直つたみたいだけど。
 それにしてもミュージシャンて奴は‥‥。と、ため息でもつく。
 と、ところで、ジョニーキャッシュなんだけど、下の絵に、若干関係?があるのだ。

 この二人はニック&テリーと言つて『ぶぶチャチャ』と『だいすき!ぶぶチャチャ』に出てるんだけど、第1作『ぶぶチャチャ』では、紋切り調ラップ風?な感じでやつて見たのだが、いろいろ思ふところあり、第2作目では、カントリー風にして見たのだ。そこで、浮かんだのがジョニーキャッシュだつた。
 ぼくは、ジョニーキャッシュには語りのイメージがあるのだ。
 ズンチャズンチャズンチャとリズムが繰り返され、流れる様に言葉が出てくる。
 『ウォークザライン』でも言つてゐた『汽車の走るようなリズムで‥‥』(速く無いむしろ遅いんです。念のため)
 果たしてニック&テリーのリズムが汽車になつたかどうかは判らない。
 ジョニーキャッシュはあくまでも切つ掛けだ。誰とは言はないがミュージシャンとのやりとりの中のほんのささいな会話。
 だから映画のジョニーキャッシュは、ぼくのイメージとは少々違つてゐた。
 ぼくがよく聞いたのは、映画で語られた以降のジョニーキャッシュだつたんだな。