ハイク&ツール62007年04月26日 23時18分40秒


 そして、こんな感じになりました。
 頂上から大仏さんまでは、ひたすら下り。
 石を積み重ねてといふか、置いて作られた高さのある段々。
 これが、左足のおヒザに利いてしまいました。
 ぼくのウィークポイントなんです。
 仕方なく、子供降り(片足一段降りないで、両足そろえてから順々に降りる)にしてみたりしますが、やりすぎると、右足がきつくなるので、ある時は必要以上に弾みをつけてどんだんどんと降ります。
 なかなかにしんどい道で、応えましたが、昔は兵隊さんが一日に何往復もしたのかも知れないなと思ひ、耐えました。
 それだけでも、兵隊さんを尊敬します。きつと、重い荷物を背負つて、上官に殴られまいと根を上げずに上り下りしたのだらうな‥‥。
 そして、どれぐらい降りたのか定かでありませんが、やうやくたどり着きます。
 立ち止まると、右足が痙攣(けいれん)して、ブルブルどころでなくブッブッブッブッと小刻みに揺れます。
 おお、凄い、カエルの解剖でピクリとする脚か‥‥。


 立派といふよりも、素朴さの際立つ奴です。
 日本一大きいらしい。
 鎌倉の大仏もアウトドアですが、大分雰囲気が違ひます。
 雨風に耐えてきたのでせうが、どこかのどか?
 風景にとけ込んでゐるせいでせうか?
 大きいけれど、身近な感じがします。
 もうふらふらでしたが、ここまで来てよかつたなと思ひました。


背中は山肌に付いておりますが、御前にはお堀が。
水の上の蓮の上といふ風情なんですかね。





 もう脚がガクガクで、座つたらもう立てないのではないかと思ひつつ、大仏さんの周りをいろいろ撮つてみる。
 結局座り込んだけど。


 下半身。

 これから、ロープーウェイの駅まで、登らなけれいけないので、遅ればせながら、竹の杖を買ひました。
 備えあれば憂いなし。
 って、もう遅いんだけど、
 で、この上りは距離もいくらか短いので、楽勝でした!
 ホントか?
 といふ感じでもありますが、助かりました。
 さあ、日本寺は、まだまだ、奥深いですが、今日のところはこれぐらいにしてやるぜといふことで、次へ向かわん!
 まだ、どこかへいくつもりか!?

 つづく。