Dream Road への道 5.0b ― 2007年06月14日 22時43分38秒

そんなこんなで無事撮影は終へたが、直後ちよつとした出来事があつた。
では、夕方HS社で打ち合はせをしませうと一同別れる。
先に言つてしまうと、最寄り駅より電車に乗つた途端、MiKA、YUUKIの二人が超絶爆睡してしまつたとのこと。
撮影に全精力体力を使ひ果たしたのだ。
プロジェクトヘッドのイッチーさんの計らいで、二人は帰宅。
なので、ミーティングには不在。
そしてぼくはといふと‥‥。
撮影終了の開放感にひたるためと、お日様で暖まつた車内に風を通すために、エブリィの後部ドア(スライド式)を左右両方とも全開したのだ。
風通し抜群だ。前ドアを開放すると、完璧だが、幅を取るのと、ヒンジに負担がかかるのでやめた。
そして、さてさて、出発せやうとドアを閉めんとしたところ‥‥。
なんと、左サイドのドアが閉まらないではないか!?
え?なに?どうしたの?何か引つかかってるの?
と、ハーフパニック状態。
機材を積み終はり出掛ける寸前のカズ君も、何事!?と、見にくる。
Fix Studioの人も、大丈夫か?と出て来てくれる。
しかし、揺すらうが、力一杯引こうが、びくともしない。
スズキに電話しても要領を得ず。
手も脚も出ない状態で、Studioの人が、最寄りのスズキ販売店の地図を用意してくれた。
どうも相済みませんです‥‥。と恐縮。お礼を言つて、片側開放のまま出発した。
しかし、日曜日のせい?
最寄りのスズキには工場関係の人がゐないので判りません!と言はれる。
府中の方に大きい所があるから、そちらへ行けばいいと勧められたが、はつきり言つて逆方向。
もうどうせ走りついでだからいいや。
と、左後部開放中丸見え、さすがにこぼれ落ちそうなものは、荷台部へ移動して、練馬のスズキへ走る。早ければ40分で着く距離だが、もう少しかかる。
さて、そこは2年前に購入した店舗だ。
駐車場へ入れるや否や、先ほど電話したからなのか?それとも偶然か?
すぐに店の人が出て来て、相手してくれる。
ぼくは店内へ案内された。
店内から見てゐると、工場の人が来て「あ」‥‥それこそ「あっといふまに」ドアは閉まつてゐた。
開き過ぎでストッパーを越してゐた留め金を戻しただけなのだが‥‥。
ひん曲がりも出てゐるので、工場へ移動して、調整をしてくれる。
気に入らないことはその後に起こつた。
ありがちなことだとも思ふが、工場の人が(多分工場長)かう言つたのだ。
『開け方が強すぎたのではないですか?』
はあ!?
何それ?
使用者が悪いつてこと?
空き腹でいらついてもゐたぼくは、はあ、と受け流しつつ。
「ちよつと待つて下さい」と、かつて開けたことのない勢いで、ブウワンッ!と、ドアを開けたのだ。
「こんなに強く開けることはありませんよ。ありえないでしょこんな開け方」と、言ひながらさらにもう一回ドゥボゥワンッ!と、開け放つた。
ドアが戻らなくなることはなかつた。
「これでも外れませんよね。こんなに強く開けること考えられますか?」と、聞くと困つてゐた。
しかし、ドアがストッパーを越すことはなかつたが、ドア側の留め金が曲がつてしまつたらしい。
『今ので曲がつてしまいました。また、工場で調整してきます』と、言つた。
そして、また戻つて来たときに今度は普通に開け閉めして「普段はこれぐらいですよ」と念を押した。
『はい』と、それ以上言はない。
「ところで<スライドドアの開け閉めに力を入れすぎるな>と、どこかに書いてあるんですか?」と聞くと『いえ、それはないです』と答える。
「なんか製品として納得出来ないんだけど」と申すと『すいません』
ぼくは正直言つて出来の良い悪いはあまり気にしない。変な話だが、不都合のあるもには独特の愛着すらわくことがある。もちろん、新品で欠陥だらけでは問題外だが。
商売の精神に反するかもしれないが、出来の悪いものは悪いと言ふ潔さが欲しいと思ふ。
彼は自分の失言に気づいただらうか?
といふことで、思はぬオマケをもらつてしまい、打ち合はせにも遅れてしまつたが、さてさて、さ〜てさて、後は編集作業だ!
では、夕方HS社で打ち合はせをしませうと一同別れる。
先に言つてしまうと、最寄り駅より電車に乗つた途端、MiKA、YUUKIの二人が超絶爆睡してしまつたとのこと。
撮影に全精力体力を使ひ果たしたのだ。
プロジェクトヘッドのイッチーさんの計らいで、二人は帰宅。
なので、ミーティングには不在。
そしてぼくはといふと‥‥。
撮影終了の開放感にひたるためと、お日様で暖まつた車内に風を通すために、エブリィの後部ドア(スライド式)を左右両方とも全開したのだ。
風通し抜群だ。前ドアを開放すると、完璧だが、幅を取るのと、ヒンジに負担がかかるのでやめた。
そして、さてさて、出発せやうとドアを閉めんとしたところ‥‥。
なんと、左サイドのドアが閉まらないではないか!?
え?なに?どうしたの?何か引つかかってるの?
と、ハーフパニック状態。
機材を積み終はり出掛ける寸前のカズ君も、何事!?と、見にくる。
Fix Studioの人も、大丈夫か?と出て来てくれる。
しかし、揺すらうが、力一杯引こうが、びくともしない。
スズキに電話しても要領を得ず。
手も脚も出ない状態で、Studioの人が、最寄りのスズキ販売店の地図を用意してくれた。
どうも相済みませんです‥‥。と恐縮。お礼を言つて、片側開放のまま出発した。
しかし、日曜日のせい?
最寄りのスズキには工場関係の人がゐないので判りません!と言はれる。
府中の方に大きい所があるから、そちらへ行けばいいと勧められたが、はつきり言つて逆方向。
もうどうせ走りついでだからいいや。
と、左後部開放中丸見え、さすがにこぼれ落ちそうなものは、荷台部へ移動して、練馬のスズキへ走る。早ければ40分で着く距離だが、もう少しかかる。
さて、そこは2年前に購入した店舗だ。
駐車場へ入れるや否や、先ほど電話したからなのか?それとも偶然か?
すぐに店の人が出て来て、相手してくれる。
ぼくは店内へ案内された。
店内から見てゐると、工場の人が来て「あ」‥‥それこそ「あっといふまに」ドアは閉まつてゐた。
開き過ぎでストッパーを越してゐた留め金を戻しただけなのだが‥‥。
ひん曲がりも出てゐるので、工場へ移動して、調整をしてくれる。
気に入らないことはその後に起こつた。
ありがちなことだとも思ふが、工場の人が(多分工場長)かう言つたのだ。
『開け方が強すぎたのではないですか?』
はあ!?
何それ?
使用者が悪いつてこと?
空き腹でいらついてもゐたぼくは、はあ、と受け流しつつ。
「ちよつと待つて下さい」と、かつて開けたことのない勢いで、ブウワンッ!と、ドアを開けたのだ。
「こんなに強く開けることはありませんよ。ありえないでしょこんな開け方」と、言ひながらさらにもう一回ドゥボゥワンッ!と、開け放つた。
ドアが戻らなくなることはなかつた。
「これでも外れませんよね。こんなに強く開けること考えられますか?」と、聞くと困つてゐた。
しかし、ドアがストッパーを越すことはなかつたが、ドア側の留め金が曲がつてしまつたらしい。
『今ので曲がつてしまいました。また、工場で調整してきます』と、言つた。
そして、また戻つて来たときに今度は普通に開け閉めして「普段はこれぐらいですよ」と念を押した。
『はい』と、それ以上言はない。
「ところで<スライドドアの開け閉めに力を入れすぎるな>と、どこかに書いてあるんですか?」と聞くと『いえ、それはないです』と答える。
「なんか製品として納得出来ないんだけど」と申すと『すいません』
ぼくは正直言つて出来の良い悪いはあまり気にしない。変な話だが、不都合のあるもには独特の愛着すらわくことがある。もちろん、新品で欠陥だらけでは問題外だが。
商売の精神に反するかもしれないが、出来の悪いものは悪いと言ふ潔さが欲しいと思ふ。
彼は自分の失言に気づいただらうか?
といふことで、思はぬオマケをもらつてしまい、打ち合はせにも遅れてしまつたが、さてさて、さ〜てさて、後は編集作業だ!
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