彼岸花おぼろ2007年10月03日 22時25分35秒

 図書館に予約してた村上春樹訳の「ロンググッドバイ」の順番が回つてきた。
 予約を入れたのは4月の12日。取り置き期限(それを過ぎると次の予約者に行つてしまう)が10日だから、丁度半年といふところかな。
 さすが村上春樹人気者。
 海外ミステリーでこれだけ待つ物はないと思ふ。しかも1953年の作品だ。
 ぼくが生まれる2年前。ちなみにぼくの誕生日は取り置き期限のその日だ。ま、そんなことはどうでもいいことだけど、訳者あとがきのタイトルは「準古典小説としての『ロンググッドバイ』」だ。(ロングとグッドバイの間には中黒が入るけど)
 借りた後、歩きながらそこを先に読み始めたけど、歩きながら本を読むのはむづかしい。四捨五入すると600ページある本だからなおさらだ。
 足元が怪しくなるので、すぐにやめた。
 結局、本編から読むことにする。
 まだ、数ページしか読んでないけど…………

 読み易い。

 難解だと思ひ続けてゐた「長いお別れ」が、素直に入つてくるぞ?
 さすが、村上春樹なのか?
 もしかしたらぼくが賢くなつたのか?

 と、いい気なことを考えつつ、これを読み終はつたら、清水俊二版を読み直してみやうかななどと思ふ。

 ところで「彼岸花おぼろ」といふタイトルと、中身の関係性は見当たらない。

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