ストップウォッチ32008年03月24日 09時58分17秒

 飛ばすつもりだつたのだが、これも紹介。
 調整しても調整しても、リセットが「0」に戻らなくなつてしまうといふ悲しい症状に陥つてしまつたモノだ。
 これは30秒計だから、30と書いてある所が「0」だ。この写真はコンマ6秒前で止まつてゐる。計測の途中な訳ではなくリセットして戻つた位置がここだ。
 これをとりあえず直す方法を説明する。
 真ん中のボタンを押し続けると針がフリーな状態になり(分針、時針、秒針の順番でフリーになる)それからストップボタン(3時側)とリセットボタン(9時側)を利用して、ポチポチと押し続けて針を移動させ「0」位置に合はせる。この写真の場合、時計回りに動かした方が明らかに速いのでスタートボタンを押す、6回押せば「0」につく。そして、真ん中のボタンを押すと、再び針がぐる〜りと回りロックされ出来上がりだ。
 だけど現状では、そこですでにズレてしまうこともあるのだ。(普通はない。これは今故障してゐるからままならないだけ)
 それにしても、ズレが6時前後の位置だと、ボタンの押す回数も多くなり、カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチとムキになつて押しながら壊れるのではないかと不安になる。(まあ、頻繁にズレるやうだと、それはすでに壊れてゐるのだが)
 と、あんまり故障だ壊れてゐるだを連発しては精工さんに申し訳ないので、これぐらいにしてをく。これもいづれ修理に出さうかなと思つてはゐる。現在修理に出してゐる奴の修理代如何か。
(補足、中にある小さい丸二つ。上の丸が分計で一周15分。下の丸が時計で一周5時間だ。分計は3ぐらいまで動いた事があるかもしれない。時計は、ストップし忘れた時と、「0」合はせの時以外に動いた事はないと思ふ)

 さて、ところでところで。
 ストップウォッチシリーズの写真についてだが、『2』電話付きデジタルカメラのものだが、今回と最初の奴はフラットスキャナーでとつたものだ。
 わお、凄い。スキャナーにはこんな使ひ方もあつたのか、と、喜んでしまつた。実は、カメラの接写モードでずいぶんと、試してみたのだが、安直なライティングでは、ガラスの照り返しが邪魔だつたり、レンズの兼ね合ひで湾曲が厳しかつたりして、うまく行かなかつたのだ。
 スキャナーだとライトもセンサーも横一線で移動してゆくから、文字通りフラットに仕上がる。ストップウォッチは、比較的といふか、ほとんど平らなので、これもフラットだ。そしたら、こんなに判り易い写真が撮れた。(写真といつていいのかどうか疑問だが)立体感もわかる。
 なんだか気に入つてしまつたのだ。

(つづく)