Technics SL-5 つづき2008年04月16日 10時32分19秒

 またしても見づらい写真で申し訳ないけれど、このプレイヤーが如何にコンパクトかを証明するための現場写真を撮り忘れるといふ鑑識として落第な行為をしてしまつたので、急遽撮つたものだ。
 2度目なんだから、それ相応に対策してから撮ればいいものをしないところが彼らしい。

<完全横道>
 Macのことえりといふ標準の変換ソフトを使つてゐるが、最近不遜な態度が気になつて仕方がない。
 例えば、上記の「彼らしい」といふか「彼」が必ず「枯れ」と最初にでる。枯れらしい、枯れだから、枯れと居る、枯れこそが、枯れにしか、とこれらの文節に当てはまる「かれ」は「枯れ」だらうか?聞いた事の無い言ひ回しだ。
 そして、そのたびに「彼」に変換し直して(「枯れ」よりも「彼」の方が、圧倒的に使用頻度が高い)ゐるにも関はらず、一向に変換の順序が変はらないのだ。
 彼は「ことえり」が不自由だと言はれてゐるころからずつと使ひ続けてゐるが、これほどの反抗にあつたことがない。
 現在使用中のものは、1年半ぐらい前に買つた MacBookProについてきたものだ。ソフトは1年半で疲れてやる気がなくなつてしまうものなのか?といふか、そもそも、使つてゐるうちにだんだん能力が低下してゆくものなのだらうか?

 と、横道のつぶやきを終へて本題にもどらう。

 つまり厚みはともかく、床面積はLPサイズとほとんど変はらないといふことだ。
 ついでだから、上に置いてあるLPの説明をせやう。
 これは『ルパン三世』の劇場版第1作のサントラ版だ。
 1978年(おお!70年代映画だ!)公開。確か正月に見に行つたな。といふことは見たのは1979年てことだらう。
 それから『ルパン三世』の映画といふ意味で言へば、『念力珍作戦』といふ目黒祐樹のルパンがあるので、第1作ではないかもしれないが、つまりアニメーションのルパン三世の第1作目っつ〜ことだ。(クドい)
 彼はその頃『まんがはじめて物語』の制作進行をしてゐたのではないかと思はれる。『ルパン三世』の原画で忙しいであらうアニメーターに「こつちは簡単だから」と言つて、無理矢理手伝つてもらつた記憶がある。『はじめて物語』の原画回収の時に、ルパンの原画を見せてもらつた。
 と、思ふ。(なにしろ30年前だから……定かでない)

 そしてさらに遡る子供の頃、青年誌に出てゐた『ルパン三世』は興味の対象であつた。古本屋でよく立ち読みした。内容は覚えてない。
 しかし、どういふわけかアニメは(全般的に)あまり見てゐなかつたので、この劇場版がほぼ初めてのルパン体験だつた。

 この作品のタイトルは単純に『ルパン三世』だつたと記憶する。しかし、その後何本も作られたからであらう、現在では『ルパンVS複製人間』と副題がついてゐる。
 複製人間とは、マモーのことだろか?
 マモーのキャラデザインは『ファントムオブパラダイス』のスワン(ポールウイリアムズ)がモデル(確認はしてないが)で、マニア心をくすぐつたし、顔前面パカが衝撃的だつたが、とにかくあまりにも面白かつたので、サントラ版も買つたのだ。

 で、ついでに書いておくと、1989年からテレビスペシャル(毎年夏、2時間枠の番組)をやつてまして、今年20作目ださうです。凄いな〜。
 で、光栄にも順番(?)が回つてまいりました。
 恥づかしいけれど、彼(アミノ)が監督やります。
 どうぞよろしく。

 と、例によつてやはり脱線。
 本題はつづく。