そしてお参り ― 2008年07月24日 19時15分49秒
はやっ!
さて、これからどうしたものかと考えるまでもなく、向かい側には立派な浅間大社がある。
これを詣でずしてなんとする。

広いのだ。
ここが盛りには(?)人でいつぱいになるのだらうか?
しつこいやうだが、こののどかさがたまらない。
と、通りすがりのライダーは勝手なことを申すが、そもそも、地元民にとつていかに大きからうが、毎日通りすがれば、それはまさしく生活の一部。いちいち詣でもすまい。せめてお辞儀でもして通ちゃんせ。と、習はす人もあらうが、へいお待ち!てな具合に、完全生活道路化されてゐる場合も少なくあるまい。
奥に見える鳥居の横っちょにある売店(お土産とか、飲み物)の横には、にわとりが佇み、お店のおばちゃんたちは商売っけのかけらもなく楽しんでおられる。
昨今観光地では、バイクの止め場所なんかも確保してあり、駐輪料金だつて取られるもんだが、ここでは、まだ問題は発生しておらないらしく「そこんとこ置いといて」ぐらいなノリで、参道の脇に止めましたがな。

ここで、気がついて欲しいのが、風車です。
これらカラフルな風車が、お願ひ事のひとつふたつでも書かれて、参道の両側にずら〜りと並んでゐるのだ。
これが、プラスチック製でね。

参道にゐるとキュルキュルキュキュキュと、鳥が鳴いてゐるのかしらんと思へる感じで、音をたててゐるのさ。
そりゃあ、よく聞きゃプラの回転音。これを風情があるかどうかは、認識の問題か。
まあ、そんなこんなに歩いてゆくとね。

流鏑馬が待つてゐたり。
完全に露出間違ひですな。
電池切れで内蔵露出計が、機能してないのね。
どのみちオートではないのだから、合はせりゃいいのだけれど、忘れるのね。
それから、さりげなく池だね。

さりげなくと言ふは易し。
さすが富士宮。
お宮横町のわき水に続き、ここもきれいなんだな。
まあ、あとでもつと驚くことにはなるんだが、都心の神社ばかり見てゐると、こんな池にも驚いてしまうわけだ。

ところでね。
愛機『ワイドラックス』を使ふのも久しぶりでね。
このレンズが回転するパノラマカメラで撮るときには、水平を意識しなくてはいけないんだが、忘れてたよ。

上の写真、意味も無くインサートしてみました。
質感が好きなのね。

そして、石が丁寧に囲つてあるのね。
意味は追求しませんでした。
でも、きつと『いはれ』があるに違ひないのだ。
通りすがりは観察者にあれど探求者とは言ひがたし
いつも通りのいなおり。

で、中に入つて苔むした木が気になつたのだ。

ひげみたいでね。

同じ木の枝の先。
質感がね。
まあ、一部分をトリミングしてんだけど。
富士のわき水については、次回。
P.S.
けふ、とある監督さんと話をしてゐて、ルパンの放映は来週だよと言つてしまつた。
よくよく考えれば明日ぢゃん。(今日は24日)
時の流れがぐちゃぐちゃやね。
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