8ミリビデオ始末計画X2008年10月21日 19時59分56秒

 録画せしめるも十年余の長きに渡り放置されし8ミリビデオ、せめて見てから廃棄するが浮き世の礼、最後の良心と何処よりか訴へる声に従ひて、ちまちまと鑑賞するプロジェクト。

 すでに、2度ほど経過発表をしたが、めでたくタイトルが決まつた!?(Xはエックスです)
 が、しかし、約150本、1日1本ヤクルト方式で約5ヶ月かかると思はれた始末計画Xだが、すでに、ヤクルト方式は崩壊してゐて、どこぞの国の道路計画、あるいは箱物計画のやうになつてゐる。ただ、最後の良心に従つた以上それらの杜撰な計画のやうに予算をむやみに卑劣に拡大することなく、細々と続けてはゐる。

 え〜と、どこまでやつたつけな?
 と、ミュリエルか……。

 では、
『恋する惑星』(1994年 香港)
 これは、録画してすぐに見やうとしたのだけど、頭の1〜2分で断念して見られなかつたのだ。だけど、消さなかつたのは、気になつていつか見なくてはと思つたからだらう。
 多国語を操る金城君が素敵。
 カリフォルニアドリーミングが、キーワード的に使はれて歌も繰り返された。好きな歌ではあるけれど、この映画における限り某は、主題歌の方が好き。つまり掃除のシーンが好き。

※ ちなみに最近使つてゐる一人称『某』は『ぼう』でなく『それがし』ね。本当は武士用語なんだけど、現代では町人が使つてもいいぢやないかといふことで。
※ ちなみにの2、見りゃあわかるけど、今回、写真は内容と関係がありません。1970年代後半から新聞の切り抜きはないのだ。

『ボイスオブムーン』(1990年 伊太利亜)
 これ初見です。
 フェリーニの晩年の作品になるのかな……。
 そんな感じです。

※ ちなみにの3、最近ついに『ことえり』に限界を感じて、『ATOK』といふ奴に変へました。現在マッキントッシュ用では、これしかない?
 まだ慣れない。失敗の連続。結構ストレスだつたりして。
 フェリーニが、どうしても「フェリーに」にしかなつてくれなくて(選択肢にフェリーニが現れない!?)カタカナ入力をしなければならなかつた!

『東京裁判』(1983年 太平洋戦争敗戦国)
 そもそもの当時から、裁判としての不合理、不誠実が問題となつてゐながらも、それ以上の問題追及はなく条理として普通に存在してゐる。いままでは、敗戦国だもん、と納得してゐたがさうではないのだといふ危険な!?思想も感じるけふこのごろ……。

『サムシングワイルド』(1986年 亜米利加)
 困つたことに好きな作品。

『インディアンランナー』(1991年 亜米利加)
 これは、ショーンペン初監督作品かな。
 とにかく見せたいから全部見せるといふ姿勢に貫かれた純粋な作品。見応へあり。

『私の夜はあなたの昼より美しい』(1989年 仏蘭西)
 これがね。
 始末計画Xの面白さなのよ。
 って、わかるわけありませんね。
 以前発表したものでは『ライアンの娘』ね。録画が途中で終はつてたといふ奴。
 それから『紳士は金髪がお好き』のラベルが貼つてあるのに中味は『ボーイフレンド』だつたとかね。
 今回のパターンは、後の方かな。
 ラベルは『狂気の愛』でした。
 アンジェイズラウスキー&ソフィーマルソーシリーズのね。
 『私の夜は……』は2作目です。
 見ながらどうも気になつて仕方がなかつた。『狂気の愛』つてこんなだつた?なんか違ふ気がしない?と、自問自答を繰り返しながら、だけど、これ確かに見たことあるよなあ……。
(そもそも、ズラウスちゃんの映画は、一度見ただけでは理解しがたひ)
 だけど、ちよつと待てよ……。
 そもそも『狂気の愛』は見てないかも知れないぞ……。
 なんてね。
 ある意味気がついた。
 それで、ソフィー以外のキャストを確認したりしつつ、調べたら、なんのことはない『私の夜……』だつたといふことが発覚したわけだ!
 でね。なんか、収まりがつかなくてね……。
 新宿蔦屋に行つたわけだ。(近所の蔦谷にあるとは思へない作品だから)
 勘違ひして欲しくないのだが(ま、実際は全然問題ないけど)ソフィーファンではないのよ。
 アンジェイズラウスキーといふ、ぐちょぐちょした名前の人が好きなんだけど、何本か見るうちに本当にファンでいいのだらうか?と思つてしまう人だね。
 どう考えてもソフィーマルソーが合ふ作風ではないのに何本も作つてゐるし、結婚までしちやうんだから、女性の趣味と作風が一致してゐるとは思へないのだ……(相当余計なお世話だけど)ただ、この結論的には別れたらしいので、この理論は正しかつたのだ!?めでたしめでたし。
 で、信じられないことに、新宿蔦屋にあつたのだけど、貸し出し中だつたのだ!一体どんな趣味の悪い奴なのだらうか?
 なんて思ひつつ1週間待つて借りました。ついでにズラウスちゃんソフィー以後?の『ワルシャワの柔肌』(検索機だと、エロスコーナーだつたけど、実際はポーランドコーナーにあつた)も借りてしまつた。
 で、間違ひなく(多分……)『狂気の愛』は初見であつた。
 むづかしい内容ではない思ふが、やはり常人には理解しがたいテンションだつた。
 で、ついでに『ワルシャワの柔肌』は、無事ポーランドへ帰り(?)本来の理解しがたさの片鱗を垣間見ることが出来た。
 めでたしめでたし……。

 と、こんな横槍(犯人はおのれだけど)が入るので、ヤクルト方式どころではないのだ。

 と、と、今回はここいらあたりにして、テープ劣化のため鑑賞断念シリーズ。
『南京の基督』
 未見です。この作品を見る日が来るかしら?
『キカ』
 これも未見かも知れない。

 で、次回にゆだねるが、このテープ劣化による断念シリーズにも思はぬトラップが仕掛けてあつあのだ。