油断または呪ひ2008年11月28日 19時34分07秒

 さすがに普段から注意はしてゐるつもりだつた。
 そもそも完治したかといへばさうとはいへんし。
 ただ、一瞬たりとも気を緩めなかつたのか?
 と、いはれると、すいませんでしたといふしかない。

 子猫もだいぶ大きくはなつたのだが、まだまだ小さい。

 といふか、先住猫がでかさを増した気がする。
 ことに、巨大な長老のおかげで、小柄なふりをしてゐたこやつ「リン」の重さは、十分にトラップだつたのだ。


 しかも、傍若無人な子猫二匹へのストレスでさらに重量は増し、性格もゆがみまくりだ。
 知能的には我が家4匹の中でも最下位(つまり子猫以下)と裁断されてしまい、ますますやさぐれてしまつた。
 この憤懣やるかたない、自分でも全く理解の出来ない感情をどこにぶつければいいのだ!
 と、怨みは充満してゐるに違ひない。
 そんな猫の感情にもケアが足りなかつた。

 といふことで、先ほど、こやつを抱いたときに腰の右側が……。
 妙な感じになつてしまつた。
 「あ」と、素早く姿勢を正したが、どうやら、背中から腰を通つて太ももへ行く筋のどこかを痛めたらしい。
 さすがに、2月に起きた事態には及ばないが、なんだか、ピクチクと痛みがしてる。
 むむ……う〜む。
 てな感じ。