不況ライダー ― 2008年12月19日 19時57分09秒

海のそばへ来るのは久しぶり。
な、気がする。
前回、1996年の写真にゐた「しらはま丸」を紹介しましたが「かなや丸」も写つてました。

そもそもいつ頃から働いてゐるのかしらね。
さて、フェリー乗り場についたのは、お昼過ぎ12時20分ぐらい、割と都合良く45分に出るやつがありました。
いつもはどうなんでせうか?
ぼくのバイクは2番乗り。

つ〜か、この便に乗つたバイクは2台だけ。乗用車も少なかつたです。
お昼時だからなのか?
平日は空いてゐるのか?
本来、生活用なのか、観光用なのか?
12月のお昼、久里浜発金谷行きは、まあ、がらがら……。

これ、乗車券。
カメラ担いでいかにも観光客然としてゐるのはぼくぐらい……。

人つ子一人ゐません。
て、まあ、甲板は寒いッス。
若いにいさんたちが、出てきたけど、しばらくして「さみ〜〜」とか言ひながら、船内へ戻つて行きました。
そこへ行くとこちらはバイク用に完全防寒してましたんで、大丈夫だつたのだ。

ところで、久里浜から金谷は約40分。潮流の加減だと思ふけれど、逆コースだと35分らしい。
タイミング良く乗れたのはいいのだけれど、昼食タイムが微妙になつてしまつた。金谷で食べるつもりではあつたのだが、1時半ぐらいにはなるわけで、それなりに朝早かつたし……。

なんてことを悩みつつ、でも、折角久里浜からフェリーに乗つたのだから、ここはそれ、やはりこれだよ。
と、記念に「よこすか海軍カリーパン」を食べる。

軽食コーナーの売店で売つてる。
レンジで温めてくれるのだ。
それをわざわざ風の甲板で食べる。

これが、包み紙の全貌だ。
『由来
元々、イギリス海軍の「軍隊食」であったカリー。
明治期にイギリス海軍を範として成長してきた日本海軍は、カリーを「軍隊食」に取り入れたことに始まる。』
『てにをは』に一瞬悩むが、まあいい……。
わかるけど、これはやはり軍隊記念品!?
こちらは北米ではなく英国なわけだけど、西洋列強になじみ深さを感じることの出来る風土を感じてしまうけふこのごろ。
何か、物言ひが引つかかるとお思ひの方もあらうが、地元の人をとやかくいふつもりは毛頭無い。横須賀あたりはあこがれの地でもあつた。
ただ、とある人物の人格形成になんらかの影響を与えたのだらうなと思はずにゐられないだけだ。
たつた1人に対してだけの感想です。
まあ彼が子供だつた頃には、このネーミングのカリーパンがあつたかどうか知らないが……。

と、そんな由無し事(よしなしごと)を巡らしながら、カリーパンを食べてゐると40分なんてアッといふ間。
げげ!もう着いたのかい!
と、慌てるぐらいの勢いで金谷に着きます。
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