SIESTA ― 2009年03月09日 00時37分09秒
微妙な時間だ。
30分あれば、コーヒーでも飲みに行くところなんだが、まあ、とにかく散歩でもするかと……。
この駅の北側に、なんとなくよい広場があるのだ。
秋留野広場といふらしいが(あきるの市だよ)夏になると噴水広場になり、子供たちは水遊びが出来るのだ。小さい子を持つお母さんにはオススメの場所だ。
今日(3月8日)は、表通り側から、アプローチ。
サーティワンの角を曲がると、心地よいサウンドが流れてきた。
広場にはテントが並んでいて、中央の台(ステージ)で、バイオリンとアコーディオンの演奏をしてゐた。

土曜日曜と「ガレリアきらり市」とふのをやつてゐたのだ。
きらり市は「いち」で「し」ではないよ。
小粋でアーティスティックな手作り品などが、並んでゐる市だ。
その中で、日に数回のライブも行はれてゐたのだ。
何を隠さう、ぼくはアコーディオンのサウンドが好きなのだ。
最近では、アイリッシュ系のシャロンシャノン(いい名前だ)なんてのが、一番のお気に入りだが、シャンソン系といふかパリ風(行つたことないけど……)も好きだ。
ちよつと違ふけど、手回しオルガンの音がお仏蘭西よね。
と、それはともかく「お、ラッキー!」なんて、さつそく前まで進みベンチに座つたが、すぐにラストの曲になつてしまつた。
あらら……。残念。つ〜か、もつと聞きてえ〜と、思つたので、売つてたCDを買つてしまつた。
2枚あつたけど、11年ぶりのニューアルバムといふ新しい方にしました。
シエスタさんといふバイオリンとミュゼットアコーディオンのデュオです。
で、パリ風です。(行つたことないけど&ぼくの印象)
またどこかで生を聞きたいです。
もう一回演奏時間があつたやうですが、行かねばならぬところがあるので、断念。
ところで観客の一人に、いや一匹に「犬」が居りまして、この犬が、ライブをたいそう気に入つてゐたやうです。
演奏が始まると必ず最前列で聞いてゐたみたいです。

こちらの犬であります。
名前を聞くのを忘れてしまいました。
これ、くつろいで寝そべつてゐるのではなくて、帰るのを拒んでびつたりと身を伏せてゐるのです。
まだ聞きたいのですな。
犬は音楽好きなのか……。
まあ、サイレンの音に遠吠へするといふのはよく聞きますが、音楽でいふと、まづ思ひ出すのはピンクフロイドの「シーマス」
最近ではさきほどあげたシャロンシャノンの愛犬がCDに参加してます。
こちらは「わんわん」と合ひの手な感じで使はれてましたが、シーマスは歌つてましたからね。
驚きです。
と、さういへば……。
まだ犬に歌はせてないことに気づく……。
いや……ね。歌ものをずいぶんやつてきたんだけど、歌犬やつてねえや……と……。
人間以外では、鳥と宇宙クジラだけだ……。
両方とも効果さんに滅茶苦茶面倒かけたつけ……。
歌ふ犬連れてくれば楽かしら……?
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