眼鏡作ったのだ。その12009年03月25日 20時48分26秒

Wabi Sabi

 まづは、去年の夏の話から
 何を隠さう老眼鏡だ。


 二個目だ。
 前回は、+0.5といふ一番弱い奴で、なんで作るの?と言はれるぐらいのものだつた。
 でもあつた方がよかつたから作つたのだ。
 今回は、きつちり検眼して作つた。
 なんでも売つてゐるSといふお店の眼鏡専門部だ。何故か、眼鏡とか時計だと、Sを思ひ浮かべてしまうのだ。
 フレームは、数ある中からこれを選んだ。
 特にジョンレノンファンといふわけでもないのだが、形が気に入つたし。


 名前がいいので決めた。
 ところが、検眼した割りには、うまく行かなかつた。
 レンズが完成して、受け取り、はめたときに、ちよつとクラッときたかなと思つたのだが、少し強くしたし、そんなものかなと慣れるのを期待した。
 しかし、どうも心地が悪い。
 そしてハタと思ひついた。
 検眼の時、左右の度合ひが違つてゐたから、もしかして、レンズを左右間違へたのではないかと。
 で、思ひ切つて左右逆にかけてみたところ違和感がなくなつた。
 万全を期すために眼科にも行き、左右の差を確認してから、お店へ行つて、もしかして左右逆でないですか?と訪ねた。
 前回担当してくれた人は居らず、受け付けてくれた人が、あまり気持ちよくない態度で接してくれた。
 もう一回検眼してもらい。左右逆どころか、左が強すぎたことが判明した。
 くわしく説明すると、左が+1.25、右が+1.5だつたのだに、指示発注が左+1.75、右+1.5になつてゐたのだ。
 単なる逆ではなかつた。
 まあ、右は使へるといふことで、左だけ新しく頼んだ。
 これで、Sをどうかういふつもりはないが、眼鏡を買ふのと扇風機を買ふのとでは、微妙な温度差がある。がんばつて欲しいと思ふ。
 ついでにもうひとつの出来事があつたのだ。
 眼鏡を作ればほぼ当たり前のやうにケースをくれる。
 これはサービスだ。ケースだけ欲しければお金がかかる。

 で、上の写真が全身図なのだが、見ての通りこの眼鏡は「つる」が長いのが特徴だ。


 サービスでもらつたものにケチをつけるわけにはいかないが、わかりますかね?


 ちやんと入らない……。
 自分のところで売つてゐるものなわけだから、多少、その、サービスに文句をいふつもりはないのだけど、ツメが甘いといふか……、残念なのだ。
 でも、仕方がないので、その後探しました。
 この寸法の眼鏡ケースは少ないのだとわかりました。
 特別なサイズなのだ……?
 で、もうほとんど諦めてしまい、探すこともなくなつた。
 そんな半年後のある日!?

 西武新宿線田無駅北口にASTAとLIVINといふのがあるのだけど、隣り合はせでつながつてゐるので、差がよくわかつてゐないのだけど、そこの二階か三階の眼鏡屋さんで目に飛び込んできた。この逸品。
 蒔絵(まきえ)も美しい眼鏡ケース。


 すつぽり入つて大満足なのだつた。