スルーしないぞ!? ― 2009年07月14日 10時58分09秒
いくつか写真を撮つてきたけど、まだ現像してゐない。
フイルムなのだ。
意地でもフイルムにこだわらねば……と、また思ひ始めたのだ。
もちろんどうでもいいことだ。ひとそれぞれだ。
まあ、例によつて(?)お気に入りの Rollei MiniDigi が、またしても壊れてしまつたといふこともある……(まだ1年たつてない。何回目だ?)少々くじけてまだ修理に出してない。
また本体交換か……。本体を交換したら、何が残るのだらうか?
昔「鉄腕アトム」といふ漫画で、脳みそ以外全部機械の刑事だつたか?が、出てきて、頭を銃で撃たれてしまう。
アトムはたった一つの人間の証なのにと嘆くが、その刑事は晴れ晴れとロボットの仲間入りをする。
何が残つたのか……。
まあそれとこれとでは違ふ。
と、そんな訳で現像待ちがあるのだが、後1日放置したら、ツーリングの事実は消えてしまうだらうと思はれたので、とにかく触れておくことにした。
こんな時に便利なのが、電話付きデジタルカメラ「D920i」
壊れない、画角が思ひの外パワフル(!?)お手軽、しいていへば音だけが恥づかしい。
デジタルカメラ恐るべし……。
光が見えますか?
闇があるから光が美しいのか?
光があるから闇が恋しいのか?
にしても、放置期間が長いからジャンクメールが多いのか?
ろうそくナイトといふタイトルが、エロメールを誘つたのか?
放置期間の長いブログに送るジャンクメールに意味があるか?
ろうそくナイトといふタイトルは客寄せになるのか?
判らないことが多い。
悪い癖だと思ふが、自分が理解できないだけなのに「意味がない」と決めつけてしまうことがある。
何故フイルムにこだわるのか?
きつと意味はある。
実は5月半ばにも ― 2009年07月16日 11時28分55秒
といふやうな感じで(?)ほとんど写真を撮つてゐなかつたのだ。
知り合ひは一人だけで他はすべて初めて会つた人たちで新鮮だつたし、付いてゆくのに必死だつたりもした。
数少ない写真から、その時のバイクたちを上に紹介した。
雨に濡れたシックな感じが重厚感を増してゐませんか?
今回はおなじみメンバーで。
なんだが、バイクが一台変はつた!
ので、記念撮影から。
カワサキZZR400が、ヤマハルネッサ250に変はりました。
先導担当といふか、いつも船頭役のちゅうざん君のバイクなので、その後ろをついてゆくぼくとしては「音」の変化が面白かつた。
わかつてはゐるものの個性とはあるものなのだなぁ〜と改めて感じる。
でも、このトップケースは継続君です。
400(のなかでもでかいZZR)から250に変はつたボディからは、かなりはみだし気味です。
ボディとケースの大きさのバランスに関しては、人のこといへんけど!(でかいと便利便利)
で、行き先は特になく……。
大仏があるといふので、まづはそこへ行くことに。
なんだかよくわからないが、でかいもの好き。
付き合はされる方も大変かも知れんが、常磐道から圏央道へ、さうしたら、アミといふところへ。
最近テレビで見たアウトレットショップ、いや、ショップどころではないモール?う〜ん興味がないのでよくわからんが、とにかく客集め対策本部みたいなものだ。
高速の出口からすぐである。
しかし、恐ろしいほどに警備員やら警察官まで出動してものものしい体制だ。
凄いな〜と横目で見ながら、でも我々は牛久大仏へ向かう。
で、驚いたことに、行く先々に道案内警備の人たちが、待機してゐるのだつた。
確かにちょっと間違へると農地私有地袋小路へドカズカと入り込んでしまうこと受け合ひだから、アウトレットへショートカットだぜとかウキウキとハンドルを切ると土手からドテドテアウト!なんてことも容易にありさうなのだ。
大仏を見たあとにさらに遠ざかつて行つたのだが、アミアウトレット対策隊員たちはどこまでもゐるのだつた。
いやあ、大変だな〜と思ふ。
しかし、これが町興しなんだらうかと考えると、何故か切なくなる。
ま、なにはともあれ牛久(うしく)大仏。
つづく……
牛久大仏あれこれ ― 2009年07月19日 19時38分57秒
世界最大で、ギネスブックに登録されてゐるのださうな。
果たしてギネスに登録されることに意義があるのかどうか精進ならぬ自分にはいかんとも想像しがたひが、自由の女神が40メートル、昨年暮れに見た東京湾観音が56メートルといふことを考えると、桁外れにでかい(ちなみに自由の女神は見たことがない……)
さらに建造物としても、堅固な作りと感じた。安定感抜群である。
中に入るとデゼニーランドのアトラクションかと思はれる余裕感(!?)で、しかし、頭部までは上がれず、85メートルまでエレベーターで上がることになる。だいたい肩ぐらいだと思はれる。(外から肩に窓が見える。その位置ではないかと思ふ)
なもんだから「胎内巡り」な感じはしない。新手の博物館見学と言つた体か。
手の質量感もどつしりしてゐて見応へがある。
仏さんといふよりもやはりでかい奴!として一見の価値有り物件である。
これこそが、まさにギネス級といふことなのか……。
下は、縮小頭部で、容積が1000分の1と書いてある。
頭部からのぞく頭部を見ていただきたい。
それぞれクリックすると大きくなるよ。
下は、大仏さんのう○こではなく、螺髪(るはつ)
あのくるくるした髪型のひとつで、これは実物大とかいてある。
比較が判りにくいが、拡大写真のちまちましたものは五円玉である。

これは、ちよいとお気に入りの獅子くんである。
ぐりんちょとした足の踏ん張りが愛らしいと思ふが、横に「日本一」の文字が見えます。

これは「日本一の大香炉」の足なのです。
まあ、先日でかい物好きといふましたが、なんでもかんでも世界一だ日本一だいふのはいかがなものでせう?
「世界でかなり大きい方」「日本でも指折りの」ぐらいなファジーなのが奥ゆかしくて御仏の心を感じます……なんてことを口走つて天罰が下つたら嫌だけど……

哀愁の背中 ― 2009年07月26日 20時08分14秒

大仏のでかさに興奮し腹が減つたので、牛久沼へむかう。
うな丼発祥の地といふことで、食べる。
とてもシンプルな考えだ。
沼に面したお店なので、窓から沼を撮る。
パノラマカメラをバイクに置いてきてしまつたので、一眼で2枚撮りした。
つないでみたら思ひの外ぴつたりくつついたので驚く。
ああ、さういへば80ミリのレンズをつけて行つたのだと思ひ出す。
広角ではもちろん標準レンズでもなかなかかうはつながらない。
ところで、この沼には河童がゐるといふことだ。
しかし、はねる魚は何回か目撃したが、食べ終はるまで、河童を見ることはなかつた。
なので、確実に見られるところへ向かつた。
だが、河童はあなどれずトラップめいた地図に遭遇し、危うく鋸山の二の舞を食らうところだつた。
(「鋸山の二の舞」とは、ツーリングなのにバイクに乗つているよりも山道を歩いてゐる時間の方が遙かに長いといふ故事に基づく!?)
河童は木々の間から沼を垣間見ることの出来る丘の上にゐた。
なんか切なさを感じる姿である。
でも、沼に戻るよりも眺めて浸つてゐる方を選んだのだと思ふ。
そんなもしかしたらちよつと不幸な境遇に自分を置くことの快感も得てしまつたわけだ。
そばには樹齢400年(推定)のスダジイ(「椎」だと思ふ)が立つとる。
市民の木 No.41 である。
このあと、河童の絵を描いた小川芋銭のおうちにお邪魔する。
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